よくある質問・相談事例

キャリアセンターに多く寄せられる質問と回答をご紹介します。

Q:企業の採用スケジュールについて知りたい
A:一般的な2024年卒向けスケジュールは、3月に説明会解禁、6月から面接などの選考開始となります。
このルールは「これまでと同じ日程を守るよう」にと、政府から各経済団体に要請しています。
しかしながら、3月より早く選考を開始する企業も多く、学生は自分の志望企業の採用スケジュールを掴んで準備する必要があります。

Q:採用選考と授業の日程が重なってしまった場合どうすれば良いですか?
A:学生個々の学業と採用選考関係の日程が重複する場合には、採用選考関係の日程調整に関して企業等に相談することが可能です。
詳細は、「2024(令和6)年度 卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」(内閣官房)をご参照ください。

「2024(令和6)年度 卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」(内閣官房)

Q:出身学部によって就職先は違いますか?
A:理工学部の学生が学んできた内容を基に技術職として就職するケースや、実学に近い科目が多い法学部の学生がリーガル職を、経済学部の学生が金融機関を志望する割合が多いというケースが一部見られますが、新卒学生の採用に関して、学問領域による就職先に大きな違いはありません。学んだ内容より、どう学んできたのか、なぜその分野を学ぼうと考えたかを自分の言葉で語れるかが問われます。

Q:低学年のうちから就職に向けて何かやるべきことはありますか?
A:企業が新卒学生を採用する際に評価するのは目に見える資格やスキルばかりではありません。どんな場面でやりがいを持って行動するのか、人と関わる際にどんな特徴を持っているのかなど、人柄や価値観を知り、その特性が企業の求める人物像に合っているのかを見ています。その為、必ず「学生時代にどんな経験をしてきたか」が問われます。自分にとって簡単にできることばかりではなく、チャレンジを意識して、幅広い人との関わりを持ちながら学生時代を充実させることが重要です。

Q:OBOG訪問はいつからやるものですか?
A:OBOG訪問をする時期や取り組み始める時期に決まりはありません。OBOG訪問は実際に社会で活躍している先輩に仕事内容ややりがいを聞き、仕事理解や働くイメージを具体的に持つ為の活動です。低学年の学生でも、進路について考え、学生生活を送る上で先輩の話を直接聞いてみたいと考えるならチャレンジするのも良いでしょう。ただし、忙しい仕事の合間をぬって時間を作って下さる先輩に感謝の気持ちを持って社会人としてのマナーを心がけることが大切です。

Q:インターンシップに行くと就職に有利ですか?
A:インターンシップに参加することが全ての企業で就職に有利に働くというものではありません。ただし、インターンシップに参加することで、企業を取り巻く業界や仕事理解を深めることができます。一部企業では、インターンシップに参加した学生に対して、一定の仕事理解が出来ている、またモチベーションが高いと評価し、本選考の際に早いスケジュールを案内する場合があります。

Q:公務員と民間企業の就職活動は両立できますか?
A:現在の民間企業の就職活動では、3~4月に応募書類の準備、適性検査の受験、5月に面接選考参加など、公務員一次試験(筆記)対策の山場を迎える時期に活動することになります。そのため両方を並行して準備する必要があり、事前のプランニングが重要になります。また、公務員試験後に民間企業に切り替えて就職活動を行う学生を対象とした求人も6月以降に出てきます。

Q:公務員試験を受験する場合、専門学校に行かないとダメですか?
A:過去の卒業生の例を見ると、必ずしも専門学校に行かないと公務員試験に突破できないというわけではありません。しかしながら、特に国家公務員試験や地方公務員試験で、専門科目の受験が必要となる場合、科目の領域が多岐に渡り、大学の学業と両立しながら対策することは容易ではありません。そのため、専門学校のノウハウを活用して効率的な対策をすることも、合格を後押ししてくれる場合があります。専門学校を利用すると言っても、必ずしも通学しダブルスクールでないといけないというものではなく、WEB上での受講や、苦手科目のみ対策するコースを選ぶなど、自分に合った活用方法を検討することをお勧めします。
なお、キャリアセンターではTACによる公務員試験対策講座を学内にて開催しています(有料・現在はWEB+一部対面式で実施)。

Q:留学する前に、就職に向けて何か取組むことはありますか
A:留学経験を就職で活かす為に重要なのは「いかに充実した時間を過ごせるか」です。充実した時間は単に楽しい時間ということではなく、自分にとって難しい事にチャレンジし成長して帰って来られるかがポイントです。その為に留学前に取組んでほしいことは、留学の目的を明確にし、目標を持つことです。今の自分をどう成長させたいのかを考えておくのも良いでしょう。帰国後、自分の成長を分析することは、自己PRを考えることに繋がります。また帰国後の就職活動の流れを掴み、自分がどのように就職活動にシフトするか考えておくことも大切です。

Q:留学するので1年留年予定ですが、留年は就職に不利ですか?
A:各企業の採用担当者の見方は様々ではありますが、一般的に留学による留年は就職に不利にはなりません。しかしながら、留学する学生が少なくない為、いかに留学期間を実りあるものに、1年間卒業を延期して経験した価値を自分の言葉で伝えることが重要です。

Q:将来、やりたいことが決まっていません。どのように活動すればいいですか?
A:就職活動を始める時点で「やりたい仕事が決まっている!」という人は決して多くありません。キャリアセンターでは低学年から参加できるキャリア形成プログラムや就職活動を終えた先輩や実際に企業で活躍する社会人の話を聞くことができるプログラムを開催しています。自分がどのように働きたいのかを考える上で、様々な人の話を聞いたり、自分の特徴を知る為のワーク講座などを活用しながら、少しずつ自分の将来像をイメージしていきましょう。

Q:業界や企業のことを知るにはどうすればいいですか?
A:キャリアセンターにて業界・企業理解を深められるセミナーも実施していますので、ぜひ活用してください。その他に、先輩たちは以下のような探し方をしています。
・自分の興味のあるモノ、ことに関わる企業を調べる
・インターンシップや合同企業説明会に参加
・日経新聞や経済誌の記事に登場する企業を調べる
・親や先輩にお薦めの業界や企業を教えてもらう

<業界、企業選びにおすすめのツール>
業界地図、Yahoo!カテゴリー一覧、会社四季報、就職四季報、日経新聞、経済雑誌、インターンシップ、合同企業説明会、業界イベント、OBOG訪問、大学求人票、就職情報サイト 他


Q:将来研究開発職(理系)を目指すには大学院出身の方が有利ですか?
A:技術系職種を志望する場合、院生が有利と思われがちですが、学部生であってもこれまで学んで得た 知見、卒業研究に取り組む姿勢などを伝えることによって評価されます。また、技術系就職だからといって専門分野の内容や知識量だけで決まるものではありません。これまでの経験を語るなか、論理的思考力、コミュニケーション力、主体的行動力、チームで働く力などの有無も企業の評価ポイントになります。

Q:自己分析はどのようにしたらいいのですか?
A:自己分析に決まった方法はありません。ただ言えることは、企業は採用選考で今目の前にいる学生が「どんなことに価値を感じて働きたい人なのか、それが自分の企業と合うのか?」を知ろうとしているということです。
これまでの学生生活の中でどんな時にやりがいを感じることができたのか、はたまた幼少期から好きなことは何か、問題意識を持っていることは何かなど、自分について考える機会が自己分析です。進める上では過去の出来事を振返りその時どんな気持ちでどう行動したかを棚卸しすることも一つです。また興味を持った企業があれば、なぜその企業に魅力を感じたのかという点から自己を知るという方法もあります。
一人で取組むより人に話しながら整理したい場合は家族や友人、またキャリアセンタースタッフに話をしながら進めることも良いでしょう。

Q:企業へのエントリーは何社くらいするものでしょうか?
A:「何社エントリーしないといけない」という明確な基準はありません。企業へのエントリーとは、①エントリー(個人情報登録)→②会社説明会参加→③書類応募(または適性検査受験)といった流れが一般的です(※企業によっては書類応募後、通過者のみ説明会予約ができる場合もあります)。この流れの中でまず興味がある企業へエントリーし、説明会等で企業情報の詳細や特徴を掴んだ上で、選考に参加したい企業に応募することができます。よって志望する可能性がある企業にはまずエントリーしておくと良いでしょう。過去の上智学生のエントリー状況を見ると、20社~30社エントリーし、10社~20社に書類を提出していることが多いようです。

Q:緊張するので面接が不安です。
A:「面接時に注意しておくべきマナーはあるのか」「どんなことを聞かれるのか」・・・と面接に不安が大きいという学生は少なくありません。普段の生活の中では、自分の事や考えを初対面の他人に面と向かって話すということもあまりないので緊張することは当然です。しかし、採用担当者は学生に流暢に話すことを求めているわけではありません。自分の言葉で話し、相手と心地よい会話のキャッチボールができるかも大切です。キャリアセンターでは個人相談の中で模擬面接をしたり、また面接対策講座などで面接準備を支援しています。面接に不安がある人ほど、その場に慣れることも必要です。

Q:内定取消しについて知りたい
A:入社承諾書などの書類の有無に関わらず、採用側から一方的に内定を取り消すことはできません。ただし、「履歴書に偽り(経歴詐称)があった」「卒業単位が取れず留年した」「健康状態の悪化により勤務にたえられなくなった」などは、採用取り消しの理由に該当する可能性もあります。内定を受けた企業とのやり取りの中で不安がある場合はキャリアセンターへ相談して下さい。

Q:内定を辞退するにはどうすればいいですか?
A:やむをえない理由により内定を辞退する時は、できる限り早く企業の採用担当者に辞退の旨を伝える必要があります。連絡をする際はメール等で済ませようとせず、まず電話で連絡し、その後辞退を申し出るようにしましょう。相応の誠意を尽くし、了承を得るようにしてください。
内定に関わることで困ったことやトラブルがあった場合は、キャリアセンターへ相談して下さい。

Q:障がいのある学生の就職について知りたい
A:障害者雇用促進法によって、事業主には一定比率の障がい者を雇用することが義務付けられています。求人については、キャリアセンター内で、障がい者対象の情報が閲覧できますので、活用して下さい。また、専門の相談員による障がいのある学生のための相談特別枠も設けていますので、気軽に相談してください。

Q:Uターン就職を考えています。どのように進めたらよいですか?
A:Uターン就職の活動ポイントは、情報をいかに得るかです。近年ではウェブサイトによる情報収集が一般的になりましたが、一番有効なのは実際に地元に足を運び、企業との繋がりを得ることや他の学生と情報交換することです。Uターン就職のイベントは、長期休暇で帰省する時期に合わせて開催されます。また、地元新聞や商工会議所等のイベントや求人情報も活用しましょう。

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