上智大学

研究活動 キリシタン文庫

設立目的および活動内容

ザビエル当時のアジア図
ザビエル当時のアジア図

キリシタン文庫は、1939年2月5日(日本26聖人の殉教記念日)、日本のキリシタン宣教史、および、宣教に伴う日欧文化の交流を研究するとともに、その知識と成果を広く普及することを目的とし、故ヨハネス・ラウレス師によって設立されました。

学際的視野から国内外のキリシタン学関係史資料の蒐集、研究、出版などの事業を行ない、その成果を公表して本大学における教育と研究に役立てると同時に、キリシタン学に関する専門図書館として広く学界に貢献しています。
 
また、キリシタン文化研究会(学会)の運営を担当し、当会主催の文化講演会(毎年、12月第一日曜日)を行なっています。

定期刊行物

『キリシタン研究』
キリシタン文化研究会会報 』(年2回刊)

附置機関であるキリシタン文庫では、科学研究費補助金を受け、世界中のMission関連書籍(主に16~18世紀の印刷本)の書誌である、ラウレス編『吉利支丹文庫』の第三版を基に、インターネット版「ラウレスキリシタン文庫データベース」として書誌情報を公表しています。また、バーチャル・ライブラリーを併設し、上智大学所蔵のキリシタン貴重資料の画像及び貴重書の全ページ画像をデータベース化し、順次公開しています。

所蔵資料紹介

蔵書は、日本とヨーロッパ諸国との関係史、キリシタン文学、語学、芸術などの研究書を中心としていますが、16~17世紀にヨーロッパで作成された古地図(アジア図、日本図)も所蔵しています。
 
そのほか、再宣教後の明治初年に刊行されたプティジャン版と同時代の天主公教会の出版物のほとんどすべてが完備していること、また、禁教・迫害時代に反キリシタン的意図のもとに書かれた排耶書、明末清初の在華イエズス会士の著した天主教関係書の多くがそろっていることも特色です。
 
現在、約15,600冊におよぶ蔵書を擁しています。なお、キリシタン学研究の一次資料である、宣教の当事者であった宣教師たちの報告書等は、現在、そのほとんどが在南欧の文書館や図書館などに所蔵されていますが、これらのマイクロフィルムやCD-ROMなどを閲覧に供しています。

『サカラメンタ提要』(長崎、1605年刊)が複製され、雄松堂出版から2006年に刊行されました。

  • サカラメンタ提要
  • サカラメンタ提要_2

利用案内

上智大学教職員・学生とキリシタン文化研究会会員の方が利用できます。
その他、学外の方の利用については上智大学図書館の規定に準じます。
学外の方の利用は、事前に所属図書館からの紹介状か、もしくは事前連絡をお願いします。
※貴重書の閲覧を希望の場合には、その旨、文書にて提出してください。
 
閲覧時間:9時30分~16時30分(11時30分~12時30分を除く)
 
休館日:土曜、日曜、祝日、夏期休業日、大学創立記念日、先哲祭、聖フランシスコ・ザビエル祝日、年末年始 、入試期間

場所:中央図書館8階824号室
連絡先:Tel(03)3238-3538
      kirishit@sophia.ac.jp