上智大学

学部・大学院 ディプロマ・ポリシーに係る共通事項、全学共通科目・語学科目のカリキュラムポリシー

ディプロマ・ポリシーに係る共通事項、全学共通科目・語学科目のカリキュラムポリシー

ディプロマ・ポリシーに係る共通事項

各学部学科のディプロマ・ポリシーに加え、共通項目として、以下を定める。

  1. 全学共通科目、語学科目を通して得られる「他者のために、他者とともに生きる人間」としての幅広い視野と外国語を運用する能力

全学共通科目のカリキュラム・ポリシー

本学は,すべての学生が共通に学ぶ全学共通教育科目を編成し提供する。全学共通科目においては,本学の教育の根幹となる「キリスト教ヒューマニズム」に基づき,「他者のために,他者とともに生きる人間」(Men and Women for Others, with Others)として,民族・文化・宗教の多様性を認め,「対話」を行いうる教養と「国際性」を兼ね備えた人材の養成を目指し,以下の科目群を配置する。

  1. 1年次の必修科目として「ウエルネスと身体」を置き,その履修を通じて,「他者のために,他者とともに生きる人間」の実践に必要な,他者・外界とのコミュニケーションや自己表現に欠くことができない「身体」について,ウエルネスや身体知の理解および体験学習を通して学び,多角的に考える機会を提供する。
  2. 選択必修科目として「キリスト教人間学」科目群を置き,哲学・倫理学・宗教学を基盤とした考えに触れつつ,「キリスト教ヒューマニズム」の精神を理解し,現実に生きる人間とその生き方を総合的に考える機会を提供する。
  3. 選択科目では,「建学の理念」「思索の基盤」「人間と文化」「共生と世界」の4分野にわたり,様々な学問分野に関する学習機会の提供を行い,学際的・国際的な「対話」を通して,世界に主体的に問いかけ,問題を発見し,それを自分の言葉で語る力を養う機会を提供する。
  4. 社会に出る前に再び自己を見つめ直す機会として,一定の専門性を身につけた3・4年次生が受講する「高学年向け教養科目」を選択科目の中に置き,個別の専門領域を越えた学問横断的発想や,大学における知と現代社会との関係づけなど,多様な視点や事例を提供する授業を通して,急激に変化するグローバル社会に対応しうるより深い教養を身につける機会を提供する。

語学科目のカリキュラム・ポリシー

独仏英と日本のイエズス会員によって設立された上智大学は創設当初から強い国際性をもった大学であり,外国語教育を重視してきました。世界がグローバル化し,複数言語や文化を尊重し,社会で共存していく多言語・多文化主義が当然となった現在でも,その伝統を受け継いでいます。言語教育研究センターでは,一人一人が複数の言語を使う複言語主義の考えに則りつつ,英語,日本語,ヨーロッパ諸語,アジア・アフリカ諸語など多数の外国語科目を開講することで大学のグローバル化を推進し,全学の学生が以下に掲げる3つの能力や知識を身につけることを目指しています。

  1. グローバル化,多様化の進む世界の中で活躍していくために必要な外国語の運用能力
  2. 外国語を使って自らの考えを論理的に構成し,発表し,更に議論できる素地
  3. 複言語主義に基づいたさまざまな言語と文化に対する理解

この目標を実現するために英語,初習言語,日本語のそれぞれで以下のようなカリキュラムを設定しています。

  1. 【英語】1年次の必修科目 ACADEMIC COMMUNICATION(AC)1&2では,内容言語統合型学習(CLIL)の手法を取り入れています。AC1では英語で学び考えるための運用能力(EAP = English for Academic Purposes)を高め,AC2では,AC1で身につけたスキルをもとに学術的な内容を英語で学ぶことで,批判的思考力や協働力を伸ばします。AC1の修得者を対象として,各自の専門性や必要性,興味関心に応じて自由に履修できる選択科目を配置し,機能的英語能力を身につけさせます。
  2. 【初習言語】ドイツ語,フランス語,イスパニア語,中国語,コリア語, イタリア語では,「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく身につけることを目的とした週2回の総合科目を軸に,初級から上級までを5つのレベルにわけて段階的に学べるように編成しています。さらに,各自の目的と興味に応じて履修できる選択科目を置き,発展的・応用的な力を身につける機会を提供しています。上記6言語以外については,各言語の特性に応じた運用能力を高めることを目的とし,初学者から段階的に学べる科目編成としています。
  3. 【日本語】欧米やアジア諸国などからの留学生を対象としたノンネイティブ向けのクラスから,帰国生やインターナショナルスクール出身者などの日本語ネイティブ向けのクラスまで,多様化している学習背景や必要度を考慮した幅広い科目編成を行い,学生が各自の必要度に合った科目を履修し,段階的に日本語の運用能力を高める機会を提供しています。