準備段階から履修証明の取得にいたる、履修のステップは次のとおりです。

(1) 準備段階 [1年次~2年次春学期]
1年次は語学の習得に多くの時間を割く必要があるため、一部の入門科目を履修できることを除けば、この段階では専門分野との関わりはまだあまりありません。しかし自分がどの専門分野を選ぶかは、早い段階から検討しておくことが望まれます。各専門分野の内容については、「履修ガイダンス」「オリエンテーション・キャンプ」「外国研究入門」で説明があるほか、本ホームページでも紹介されています。
2年次からは、専門分野の指定する研究科目のほとんどが履修可能になります。したがって、おおよその計画は2年次春学期の履修登録までに立てておき、関心のある科目は早い段階から履修を開始するのが理想的です。それにより、自分の研究の方向性を早く明確化できますし、迷っている場合でも軌道修正のための時間的余裕ができます。

(2) 登録 [2年次春学期末]
2年次の春学期終了時に、所属学科が指定する専門分野のうち1分野を選び、登録します。登録は全員が行わなければなりません。登録方法については、2年次春学期末に各学科で「登録ガイダンス」が行われます。ガイダンスの日程や登録用紙の提出期限については、学部掲示板などで告知します。なお、後から専門分野を変更することも可能ですが(各学期末に受付、卒業直前の学期を除く)、所定の科目・単位を履修できなくなる場合もありますから、専門分野の選択は慎重に行って下さい。

(3) 研究科目、演習科目、卒業論文の履修 [2年次秋学期~4年次]
登録した専門分野の指定する科目の履修が本格的に始まります。2年次は研究科目(講義)を通して専門知識の蓄積に努めることが中心になります。3年次からは、さらに自分の研究テーマを選び、演習に参加して、主動的に資料を調べレポート・論文にまとめる訓練を行います。そして4年次には、指導教員と相談をしながら卒業論文を執筆(もしくは卒業研究を作成)します。卒業論文を書く場合、履修登録に加え、学科・副専攻事務室に卒業論文提出届を提出する必要がありますから、注意してください。

(4) 履修証明の申請 [4年次秋学期末]
各専門分野の指定する研究科目、演習科目、卒業論文・卒業研究を含む計26単位を履修して、要件を満たした学生は、4年次秋学期末に申請を行うことによって、(学位とは別に)当該部門の履修証明が交付されます。また、成績証明書に「~研究修了」と記載されます。

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