経済学研究科経済学専攻のディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー及びアドミッション・ポリシー

経済学専攻(博士前期課程)

〔ディプロマ・ポリシー〕

本課程では、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。

  1. 経済を、理論的、実証的、歴史的に分析する力
  2. 現代社会が直面する事象や問題について経済学の知識を活用し論理的に思考する力
  3. データ処理・分析を通じてデータに潜む情報を表現する力
  4. 研究を適切に実行し、その成果を学術論文として完成させる力
〔カリキュラム・ポリシー〕

本課程では、ディプロマ・ポリシーに沿って、1年次のコースワークで経済学の理論や分析手法を修得し、2年次では指導・審査グループの助言のもとでテーマを設定し学位論文を作成するよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。

  1. 1年次コースワークでは、基礎科目である「ミクロ経済学特講Ⅰ」「マクロ経済学特講Ⅰ」「計量経済学特講Ⅰ」および、「論文演習Ⅰ(基礎)」を必修科目とし、選択科目では各自の研究関心に応じて応用経済学の科目を開設する。
  2. 「ミクロ経済学特講Ⅰ」「マクロ経済学特講Ⅰ」では、経済学の理論や分析手法を学び、「計量経済学特講Ⅰ」では、数量的分析手法を修得する。また、「論文演習Ⅰ(基礎)」や「選択科目」では、最新の研究動向を参考にしながら、現代社会が直面する事象や課題をどのような経済学的視点から分析できるのかを学ばせる。
  3. 2年次では、論文テーマの設定や考察・分析枠組みの選択等について、指導教員を中心とした3人の教員から構成される審査・指導グループにより学位論文作成を指導する。
  4. 学位論文審査では、研究課題を経済学の適切な枠組みにより分析し、学術的な位置づけを明確にしながら論理的に記述できているかを問う。
〔アドミッション・ポリシー〕

本課程は、次のような資質を持つ学生を求めています。

  1. 社会の事象や問題について、経済学の視点から考察・分析することに関心をもっている学生
  2. ミクロ経済学、マクロ経済学、統計学について学部卒業レベルの基本的な知識を修得している学生
  3. 学部卒業レベルの基礎的な英語力を有している学生
  4. 社会人としての経験を通じて経済の事象や問題への深い関心をもち、経済学の分析手法を修得してキャリア形成等に役立てる意欲を持つ学生

経済学専攻(博士後期課程)

〔ディプロマ・ポリシー〕

本課程では、学生が修了時に身につけるべき能力や知識を次のように定めています。修了要件を満たし論文審査に合格すれば、これらを身につけたものと認め、学位を授与します。

  1. 自ら選んだ専攻分野で専門家としての能力を深め、高める能力
  2. 学術性の高い研究課題を設定し、経済学の適切な枠組みを用いて考察・分析を行う力
  3. 自立した研究者として独自の研究を遂行し、研究で得た知見や洞察を用いて世界や社会の発展に貢献する力
  4. 研究を適切に実行し、その成果を学術論文として完成させ、発信する力
〔カリキュラム・ポリシー〕

本課程では、ディプロマ・ポリシーの達成を目的として、コースワークで経済学の高度な理論や分析手法を修得し、「研究指導」により博士論文作成の指導を受け、学内セミナーでの研究報告により学位論文の完成度を高めるよう、以下の趣旨を盛り込んだ科目によってカリキュラムを編成しています。

  1. 「研究指導」を必修科目とし、博士論文のテーマ設定や分析手法の選択等について指導を行う。
  2. コースワークとして理論経済学、応用経済学、経済統計の分野の科目を選択必修科目として開講する。
  3. 学内セミナーで研究報告し、指導教員をはじめ他の教員からも助言を受け、論文の完成度を高める。
  4. 研究成果の一部が査読付き専門雑誌へ掲載されるように指導を行う。
  5. 学位論文審査では、独自の学術的価値を有するか、自立した研究者として研究遂行能力があるか等を問う。
〔アドミッション・ポリシー〕

本課程は、次のような資質を持つ学生を求めています。

  1. 経済学の研究・教育や経済学を応用した調査・予測等の業務に従事する意欲を持つ学生
  2. 博士前期課程レベルの経済学の学問知識を修得している学生

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