日本の落語を世界へ Rakugo to the World

2020年秋学期、留学生向けのオンラインイベントとして、落語家の立川志の春さんをお迎えし、日本の伝統文化である「落語」を英語で披露していただきました。デンマーク、ロシア、リトアニアなど時差のあるヨーロッパからの参加者に加え、日本に居住している外国人留学生、また交換留学生サポーターとして活動している本学の日本人学生も参加し、立川志の春さんのパワー溢れる落語の世界へ惹き込まれました。

一方的なライブ配信ではなく、観客もZoomを介してビデオオンで参加する双方向イベントだったため、皆のクスクスと笑う様子がイベントをさらに盛り上げてくれました。特に、「転失気」というお噺で、医学用語を知ったかぶりする和尚が茶目っ気溢れる小僧に一杯食わされる場面では、皆の大爆笑を誘っていました。またQ&Aセッションもとても活発で、時間ギリギリまで質問が続きました。
新型コロナウイルスの感染拡大により日々不安やストレスを抱える中、皆で時間を共有し、一緒に笑ったことで心が晴れやかになったのと同時に、今の私達の生活において「笑い」はとても大切だということを実感しました。
志の春さん、ありがとうございました!

上智大学 Sophia University