2020年12月13日、ソフィア会課外活動支援金贈呈式が10号館講堂にて行われました。この支援金は、過去の活動実績についての表彰や、本年度に行う活動への助成など、幅広く課外活動団体の活動を支援し、より本学の課外活動を活性化させたいというソフィア会の意向により創設されたものです。

今年度は、コロナ禍で活動に困難が生じた課外活動への支援を強化するため、例年より増額した総額1000万円が寄付されました。式は、曄道佳明学長、鳥居正男ソフィア会会長、福武慎太郎学生センター長から、それぞれコロナ禍での活動を労う挨拶があり、続いて鳥居会長から体育団体及び文科系団体の代表者に目録が授与されました。

体育系団体代表の吉澤美穂（よしざわ みほ）さん（法学部国際関係法学科3年、体育会常任委員長・剣道部）は、「この度はソフィア会課外活動支援金を賜り、深く御礼申し上げます。このような社会情勢の中でも私たちが活動をできているのは、皆様のおかげです。感謝を忘れず、今後も精進してまいります。」と述べました。

文化系団体代表の中野佑莉乃（なかの ゆりの）さん（総合人間科学部心理学科3年、管弦楽部）は、「今年は様々な試練があり、音楽が続けられない危機に陥りました。皆様にお届けできる演奏も、年度末の第111回定期演奏会のみとなりますが、今回の支援金を活用させていただきます。不要不急と言われる『生の音楽』が、人の生活にとって必要不可欠なものであると私は信じています。」と謝辞を述べました。