上智大学の3名にカンボジア王国から勲章が授与されました

前列右から、石澤教授、プーン・サコナ大臣、高祖特任教授、平山客員教授

2018年12月4日、カンボジア王国シェムリアップ市にて開催された第25回ICC会議(注1)において、カンボジアのプーン・サコナ文化芸術省大臣より、石澤良昭教授ら3名にカンボジア王国の勲章が授与されました。

今回の勲章授与は、上智大学の長年にわたるアンコール・ワット西参道修復工事並びにカンボジア人専門家の人材養成に対する貢献とその成果が高く評価されたことによるものです。

長年、修復工事と人材養成の現場の責任者を務めてきた石澤良昭教授(アジア人材養成研究センター所長)、アンコール・ワット西参道修復工事を大学として推進することを全面的に支援してきた高祖敏明特任教授(前上智学院理事長)、修復工事の施工基本計画を取り纏めた平山善吉 アジア人材養成研究センター客員教授の3名が受章対象となりました。

受章者と受章した勲章は以下のとおりです。

  高祖敏明特任教授 サハメトレイ勲章コマンドール章 (注2)
  平山善吉客員教授 サハメトレイ勲章大騎士章 (注2)
  石澤良昭教授 モニサラポン勲章大官位章 (注3)
 

(注1) ICC会議とは「アンコール遺跡保存開発国際調整委員会」(The International Coordinating Committee for the Safeguarding and Development of the Historic Site of Angkor )であり、1993年に東京で行われたアンコール遺跡救済国際会議の後、毎年開催されています。日本とフランスが共同議長を務め、各国による協力の調整を行っています。

(注2) サハメトレイ勲章は、カンボジアの国王と国民のために、対外関係や外交的任務の分野で傑出した貢献を果たした外国人に贈呈される勲章です。

(注3) モニサラポン勲章は、文学・美術、教育、司法、行政および科学の諸分野で傑出した貢献を果たした功労者に贈呈される勲章です。

上智大学 Sophia University