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ニュース ヨーロッパ研究所創立10周年記念ソフィアシンポジウム開催

ヨーロッパ研究所創立10周年記念ソフィアシンポジウム「現代ヨーロッパ政治とその展望」を開催しました

本シンポジウムを企画した河崎健教授

12月9日、本学ヨーロッパ研究所主催で、ソフィアシンポジウム「現代ヨーロッパ政治とその展望」が開催されました。

今回のシンポジウムは外国語学部ドイツ語学科の河崎健教授が企画したもので、右翼ポピュリストの台頭などで話題となったヨーロッパ主要国(フランス、イギリス、ドイツ)の国政選挙と、難民問題や債務問題など、ヨーロッパをめぐる危機的状況をテーマにヨーロッパ各国の専門家を招いて開催することになり、学生のみならず他大学の研究者なども含む約80人が参加しました。

長尾直茂研究機構長の開会の辞に始まり、久邇良子教授(東京学芸大学)、田中嘉彦氏(国立国会図書館調査及び立法考査局憲法課)、河崎教授が、注目を集めたフランス、イギリス、ドイツの国政選挙をテーマとした講演を行いました。昼休みを挟んで午後からはユリア・フォン・ブルーメンタール教授 (独・ベルリン・フンボルト大学)、西林万寿夫 前駐ギリシャ大使、本学のクリスティアン・ツェムザウアー准教授が、各々ドイツの難民政策、ギリシャ債務危機、右翼が台頭した昨今のオーストリアの政治状況と、近年のヨーロッパで起きている諸問題について講演しました。

活発な質疑応答が展開された

午後の部が終了した後に質疑応答が行われ、来場者から各国の政治状況を絡めての多数の質問が寄せられました。またシンポジウム終了後に催された懇親会では、フーベルト・ハイッス駐日オーストリア大使から直々にヨーロッパ研究所創立10周年への祝辞を頂戴し、また歴代所長をはじめ多くの関係者の方々と共に、賑やかなひと時をすごすことができました。

本シンポジウムを総括し、河崎教授は「ヨーロッパ研究所10周年記念のソフィアシンポジウムということで、ぜひこの機会に今現在のヨーロッパの姿をお伝えできる会にしようと企画を考えました。今年の主要国の選挙や、難民危機や債務危機、右傾化の問題など、ここ数年ヨーロッパで話題になっているトピックについて、それぞれ事情通の方々からお話をうかがうことができ、非常に中身の濃いシンポジウムになりました。またヨーロッパ研究所で、ヨーロッパの最新動向をご報告できるシンポジウムを開催できればと考えています」と語っています。

上智大学ヨーロッパ研究所について

上智大学ヨーロッパ研究所は、2007年4月1日をもってドイツ語圏文化研究所を改組再編して活動を開始しました。 2009年7月1日には、イスパニア研究所との統合を実現し、研究領域をヨーロッパ全域の社会と文化に拡大しました。 現在は、「政治・経済・社会」「芸術・文化」「言語」「歴史」の4つの視点からヨーロッパをとらえつつ、国内外の類似の研究機関との差別化を図り、また共同研究の推進を目指しています。

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