上智大学

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平成29年度パテントコンテスト 学生2人が受賞

写真左から毛利衛氏、岡田ひかりさん、小川樹さん、指導教員の川北喜十郎氏

平成29年度パテントコンテスト(文部科学省、特許庁、日本弁理士会等主催)において、本学から岡田ひかりさん(理物3)、小川樹さん(理物2)が優秀賞を受賞し、3月12日に行われた表彰式に出席しました。表彰式には、コンテストの選考委員長である日本科学未来館館長・宇宙飛行士の毛利衛氏も出席しました。
応募総数525件のうち、29件が優秀賞(出願支援対象)に選ばれた中で、岡田さんは「選考委員長特別賞」も同時受賞しました。

二人は、今年度春学期に川北国際特許事務所の弁理士・川北喜十郎氏が担当する理工学部共通科目「知的財産権」を受講。知的財産制度やアイデア創出法を学び各自が発明する授業で、優秀作品として選ばれてコンテストに応募しました。

岡田さんは「らくらく安心松脂ケース」を発明。通常、チェロを演奏する前に弓に塗る松脂は布に包まれてケースに入っています。ケースから取り出す際に落として割れてしまったり、特定の部分が擦り減ってしまうという自身の経験から、落としても割れず、一部分ばかりが擦り減ることのない松脂ケースを発明しました。容器の特性という面でも特許が取得できるよう、さらに改良を加えたい、と話しています。

小川さんは、公園など公共の場に設置されるベンチで、使用するとき以外は変形するものを発明。夜間に公園のベンチを寝床としたり、たむろする人を減らすことや、雨水が溜まらないようにする工夫をしました。今後は特許取得にむけて開発を進める予定です。電気を使わず、手動で折りたためるベンチにし、従来のベンチにはない技術を取り入れたいと意気込みを語りました。

指導教員の川北氏は「学生は生活や部活等でも課題に気付いており、その解決手段を発明することで知財を取得し、ビジネスに発展させたり、社会貢献もできます。授業を通じて学生が知財を創出できることを実感してもらいたいです」と話しています。

詳細:http://www.inpit.go.jp/jinzai/contest/index.html