社会学科 中尾 妃夏(実習先:イオン株式会社)

2021年度「グローバルインターンシップ(短期)」参加

イオン株式会社様での実習に参加

「多様なお客様のニーズに応える方法とは何か」。私がインターンシップ科目に参加した理由は、こうした疑問にあります。これまで私は、学生生活において様々な場面で多様な方々との関わりを大切にしてきました。最近では社会人としてそうした多様性を尊重するために何ができるのかということを考えるようになり、イオン様のインターンシップを志望しました。

約2週間にわたる実習を通じて、私は国内外問わず共通する「イオンらしさ」について学びました。イオン様では、常に「お客様」第一の視点を用いながら周囲の「人間」を尊重し、「地域」社会に寄り添うことで「平和」の構築が目指されていました。そうした中でも特に、「お客様に最高の商品やサービスを提供することが一番に優先すべきことであり、それはイオンにとっての利益を優先した結果として付随してくるものであってはなりません」という社員の方のお話が印象的でした。例えば、震災によって多くの小売企業が商品を値上げしていた際にも、以前までと同じ価格で商品を販売し続けるなど、常にお客様第一の視点が大切にされてきました。実習の中ではこのような「イオンらしさ」を意識しながら、国内外の新規事業を立案できるよう、心がけました。

この実習から、私はお客様が置かれている状況を自分事として捉えることの重要性に気が付くことができました。そしてその上で、お客様のニーズを常に考えてそれに応えようとすることで、日常生活の中にある「あったらいいな」が実現するようになると考えました。実習を終えて、私は普段の生活ではあまり意識することのない日頃から当たり前のようにある便利な商品やサービスの背景について考えながら、自分が人々の生活を豊かにする方法を模索するようになりました。

今後はイオン様での学びを活かしながら他者の視点から物事を捉え、多文化共生社会の実現を目指して勉強に励んでいきたいと思います。

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