上智大学

グローバル教育・留学 国際教養学科 木村 奈穂(実習先:アフリカ開発銀行アジア代表事務所)

2020年度「グローバルインターンシップ(短期)」参加

実習に参加した木村さん

私は、8月24日から9月11日の3週間、アフリカ開発銀行アジア代表事務所でインターンシップに参加しました。アフリカ開発銀行は、54のアフリカ域内加盟国の持続可能な経済成長と貧困削減を目指す開発金融機関であり、アジア代表事務所はアジア地域のメンバー国である日本、中国、韓国、インドの4カ国を担当しています。

高校生の頃から紛争地帯での人道支援や、性暴力の被害にあった女性・子どもの支援に興味があり、大学2年時に人道支援機関で半年間インターンシップを行いました。緊急支援のメカニズムを学んでいく中で、経済・社会的自立を促す長期支援の必要性を強く感じ、ファイナンス分野から人々の生活の質向上に取り組むアフリカ開発銀行の活動に興味を持ち、今回のインターンシップに応募させていただきました。

インターンシップ期間中には主に4つの業務に携わらせていただきました。アフリカ開発銀行グループの年次総会に関する日本語記事の原案作成や、パンフレットの情報を最新データにアップデートする作業を通して、アフリカ開発銀行の組織図や活動、また資金繰りについてより深く知ることができました。また、1973年の加盟以降、日本がアフリカ開発銀行のオペレーションにどのように貢献してきたかがひと目で分かるファクトシートの作成も行いました。ジェンダー分野への興味を事前にお伝えしていたこともあり、女性起業家支援プロジェクトに関する日本語記事を起案する機会も頂きました。最終日には、インターンシップ期間中の経験と学びに関して発表し、3週間を振り返るとともに今後にどのように繋げていくかを考える時間となりました。

新型コロナウイルス感染症対策のために約半分は在宅勤務だったにも関わらず、職員の方々からとても密にフィードバックを頂戴し、3週間という短期間の中でも翻訳・要約・文章力を伸ばすことができたと思います。業務上であまり関わりのなかった職員の方々からも、スタッフミーティングの際などにキャリアに関するアドバイスをいただき、外務省の専門調査員やYPP、JPOなど、より広い選択肢を考えるきっかけとなりました。

現在、大学院進学に向けての準備をしているのですが、今回のインターンシップで得たスキル、知識、キャリアデザインに関する学びを活かすことができ、自分がさらに成長できる道を模索しています。アフリカ開発銀行アジア代表事務所での経験を通して、語学力を超えたコミュニケーション力、問題解決力の重要性を認識したともに、開発銀行が貧困削減とジェンダー平等に果たす役割の大きさを理解することができました。