「大学の世界展開力強化事業~海外との戦略的高等教育連携支援~AIMSプログラム」(SAIMS)

「大学の世界展開力強化事業~海外との戦略的高等教育連携支援~AIMSプログラム」(SAIMS)

2013年、文部科学省はグローバル人材育成推進と国際的枠組のもとでの相互単位認定・成績管理における質保証の確立を目的として、補助金事業「大学の世界展開力強化事業~海外との戦略的高等教育連携支援~AIMSプログラム※」を開始し、ASEAN諸国との共同プログラムを構築する日本の大学に対し支援を行うことになりました。

この事業に、上智大学の構想「多様性の調和を目指す学融合型の人間開発教育プログラム」が採択されました(採択件数:7件11大学/申請件数:25件34大学)。これにより、上智大学は本プログラムを「Sophia AIMSプログラム(SAIMS)」と名付け、東南アジアと日本の学生が共に学びグローバルな課題に挑戦する場を創るとともに、新たな国際高等教育モデルの構築を通してASEAN諸国と日本の連携を強化することを目指し、日本からの代表校として2014年度から2017年度までの5年間事業を実施してきました。この5年間では、毎年25~40名の東南アジアと日本の学部生が1学期間の留学を経験しました。

人間開発に焦点を当てた学融合型のプログラムであるSAIMSは、「ヒューマン・エコロジー:社会と自然の多様性と連結性」をメインテーマとし、東南アジアの学生と日本の学生が英語で一緒に学ぶ必修科目「学融合型人間開発(TDHD=Introduction to Trans-Disciplinary Human Development)入門」、や夏期休暇中のフィールドワーク・ゼミナール「Human Ecology: Rivers」など、ユニークな科目を提供してきました。

2017年度で文部科学省事業は終了しましたが、上智大学では交換留学の一プログラムとして、SAIMSプログラムを2018年度以降も継続して実施することを決定しました。上智大学の学生は、留学先でASEAN諸国の名門大学がAIMSプログラムで提供する様々な分野を学ぶことができます。

※AIMSプログラム(ASEAN International Mobility for Students Programme)とは、SEAMEO(東南アジア教育大臣機構)加盟国を枠組みとする、ASEAN地域における政府主導の学部生向け学生交流プログラムで、2013年から日本も参加することになりました。

学生が参加できるプログラムについては、こちらもご参照ください。


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