上智大学

イベント 赤十字国際委員会(ICRC)×上智大学 公開セミナー

ミャンマー・ラカイン州における人道危機

— 講演テーマ —

(C) C.Hanger/ICRC

 ミャンマーのラカイン州では、2017年8月に発生した武力衝突を受けて、60万以上の人々が国内の他地域や隣国バングラデシュへ避難しています。しかし、暴力の影響を受けた同州北部地域に残った住民たちは、いまだ安全や経済的保障、基本的な公共サービスへのアクセスが確保されず、コミュニティー間の緊張にさらされるなど、厳しい状況下に置かれています。
 本セミナーでは、赤十字国際委員会(ICRC)より、現地の最新状況やニーズ、今後の課題等について講演するほか、バングラデシュ側で支援を展開している日本赤十字社とAAR Japan(難民を助ける会)が危機発生時から実施してきた支援活動について紹介します。また、外務省からはミャンマーおよびバングラデシュに対する日本政府の中・長期的な取り組みについて、上智大学からは現在直面している人道危機の課題や日本の役割について論じます。

日時:2018年7月2日(月)18:00~20:00(開場17:30)
会場:上智大学四谷キャンパス 2号館17階国際会議場
   (JR・地下鉄「四ッ谷」駅 徒歩5分)
対象:大学生、高校生、一般の方
   <入場無料・要事前申込>
使用言語:日本語・英語(同時通訳あり)

共催:赤十字国際委員会(ICRC)、上智大学国際協力人材育成センター
後援:外務省、日本赤十字社、AAR Japan(難民を助ける会)

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登壇者紹介

 

長 有紀枝
AAR Japan[難民を助ける会]理事長
1991年よりAAR Japanの専従職員となり、カンボジア、旧ユーゴスラビア、モザンビーク等での緊急支援活動経て専務理事・事務局長に就任。地雷禁止国際キャンペーン(ICBL)の地雷廃絶活動にAAR Japan代表として携わる。2008年7月より現職。2010年4月より立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科・立教大学社会学部専任教授。

 

ファブリッツィオ・カルボーニ(Fabrizzio Carboni)
ICRCミャンマー代表部首席代表
1998年にICRC本部法務部にインターンとして採用された後、1999年11月よりアフガニスタンにてICRC国際職員として勤務。その後、現場および本部において様々な事業に関与。2010~2013年には本部において国際機関、ドクトリンおよび人道活動担当次長として勤務。2017年から現職。前職は、レバノン代表部首席代表。

 

片岡 昌子
日本赤十字社国際部国際救援課救援係長
2007年、日本赤十字社入社。本社国際部にて離散家族支援等を担当後、同社千葉県支部で広報や青少年赤十字事業に携わる。2014年から3年間、赤十字国際委員会(ICRC)へ出向し、ミャンマーやガザといった人道支援の現場を経験。2017年8月以降の同社のバングラデシュ南部避難民支援では、現地にてプロジェクトマネジャーとして支援の統括と実施に当たっている。

 

中坪 央暁
AAR Japan[難民を助ける会]バングラデシュ事務所駐在員
毎日新聞ジャカルタ特派員、編集デスクを経て、国際協力分野の専門ジャーナリストとして南スーダン、ウガンダ北部、フィリピン・ミンダナオ島などの紛争復興・平和構築支援の現場を取材。2017年11月にAARに入職し、ミャンマー避難民支援活動に従事。

 

増島 稔
外務省国際協力審議官
1986年に経済企画庁に入庁し、内閣府政策統括官(経済財政分析担当)付参事官、経済協力開発機構日本政府代表部参事官、経済社会総合研究所上席主任研究官、景気統計部長などを経て2016年より現職。

 

小松 太郎
上智大学 総合グローバル教育センター長
国際協力機構(JICA)パキスタン事務所に1996年より教育セクター企画調査員として勤務。その後UNESCOパリ本部教育局やボスニア事務所、国連コソボ・ミッション(UNMIK)、JICAアフガニスタン事務所等で教育分野の専門家として勤務。2013年より上智大学教授。研究分野は、途上国や紛争後の社会における教育政策、ガバナンスと行政、 教育と社会的結束/平和構築。