理工学部物質生命理工学科の三澤 智世助教が触媒科学計測共同研究拠点の提案型共同研究に採択されました

理工学部物質生命理工学科の三澤 智世助教が、触媒科学計測共同研究拠点の「令和4(2022)年度 提案型共同研究」に1月23日 採択されました。

研究課題:
「酸素架橋ルテニウム二核錯体を用いた有機物の酸化反応」

研究概要:
天然では、複数の鉄イオンによる反応点(「多核」構造)をもつ金属酵素が、物質の「酸化」反応を温和な条件下で成し遂げている。こうした反応点の構造や反応のモデルとなる錯体を、鉄と同族のルテニウムを用いて開発している。本申請課題では、二つのルテニウム間を酸素が架橋した構造を有する「二核」錯体を合成し、有機分子のC-H結合の活性化をはじめとする物質の「酸化」反応を推進する。

研究担当者(所属・職位・氏名):
理工学部 物質生命理工学科 助教 三澤 智世

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