スターバックスコーヒージャパン株式会社CEOの水口貴文氏(本学卒業生)による講演会を開催

1月31日、本学法学部卒業生でスターバックス コーヒー ジャパン株式会社CEOの水口貴文氏が本学を訪れ、講演しました。対面とオンラインのハイブリッド形式で実施された講演会には、学生・保証人・卒業生等合わせて約700人が参加し、会場・オンラインともに大きな盛り上がりを見せました。

講演は「人、地域、地球とつながり、意義ある成長を」と題し、水口氏の本学での学生生活を含むこれまでの人生やキャリアの歩みのほか、スターバックスにおけるブランド戦略を中心とした各種取り組み、人や地域そして地球とのつながり等、企業のトップとして、また一人の人間として、日々大切にされている想いが熱く語られました。

水口氏は、スターバックスが今もこれからも大切にしてゆくものとして「人と人のあたたかいつながり」や「Why(ミッション)を軸とするHow・What」を挙げ、変化の多い時代のCEOとして「好奇心」・「やりぬく」・「献身」・「真の自分」を大切にしていると述べました。目的を持って何かに貢献することが大きな力を生むと共に、生活や心を豊かにする、これらは本学の教育精神である「For Others, With Others」にも通じるものがあると語りかけ、講演を締めくくりました。

講演後の質疑応答では、参加者からの「理念やミッション、バリューをどのように社内で浸透されているか」、「経営者として一番大切にしている信念やマインド」、「学生時代にしておいた方がよいこと」等の質問に対し、水口氏は具体的なエピソードを交えて回答しました。

参加者からは、「スターバックスがずっと人から愛されるブランドである理由が、CEOの水口氏の人柄や話からよく伝わりました」「利益の追求だけで終わらず、社会貢献、環境問題への取り組みを実現させながら一杯のコーヒーを、心を込めて提供する会社だからこその人気に納得しました」「コーヒーをただ提供するだけではなく地域に根差し、人々と繋がる努力をし、居心地の良い時間を顧客に提供する信念が、素晴らしいと感じました」といった感想が寄せられました。

上智大学 Sophia University