上智大学

大学案内 学長メッセージ

学長メッセージ

上智大学長 曄道 佳明

上智大学長 曄道 佳明
上智大学長 曄道 佳明

豊かな国際性と、すべての学部が一つのキャンパスに配置された学術的多様性、この両者を都心に両立させた環境こそが上智大学の“グローバルキャンパス”です。ここにはそんな学風を慕う留学生が世界各国から集い、日本の学生とともに言語、文化、宗教の枠を越えて相互理解を深め、友情と信頼を育んでいます。そして、国際舞台に、日本と世界の橋渡しに、祖国での活躍にと巣立っていきます。
 
一つのキャンパスに全学部が集結する環境は、グローバル社会における課題を俯瞰し、探究し、解決を試みるための基盤づくりに機能を発揮します。今人類社会が抱える課題の多くは、一つの学術的アプローチだけでは解決できません。多様な背景をもつ人々が議論し、協調することで解決に向けたアプローチ法が練られるのです。その基盤となる力を大学時代に養うには、一方向からだけでは分からなかった事象を多角的に見ることで、また多様性の中で議論をすることで新たな着想を導くという経験も重要です。本学の履修の自由度の高さは、各自の興味に応じた学びをより学際的な見地から掘り下げ、専門性の鮮明化を可能とします。
 
上智大学では2019年度、1年を4分割するセメスター・クォーター併用制を導入し、留学、インターンシップ、ボランティアへの挑戦機会がさらに増えました。修学中にダイナミックな世界の鼓動に触れることは、自らの信念や夢を成就させる大きな推進力となるでしょう。また、国際教養学部、理工学部英語コースに加え、2020年度から順次、6学科で英語のみで学位を取得できるコースが新設されます。ここにもまた多様な背景をもつ学生たちが集うことでしょう。
 
専門性とともに国際社会に通用する教養を深め、多様性のある環境で議論をする、さらに海外などの現場に赴き経験や体験をもって新たな問題意識を創出する、このような学びの循環が、自分自身の社会での役割を導いてくれます。社会変化の中で個人も組織も学び続ける時代にあって、その基盤力を確固たるものとする上智ならではの環境でみなさんをお待ちしています。



上智大学長
理工学部 教授
曄道 佳明

1962年生まれ。1985年慶應義塾大学理工学部機械工学科卒、1994年同大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程満期退学。2004年上智大学理工学部教授、2005年学生センター長、2010年入学センター長、2011年学務担当副学長、2014年グローバル化推進担当理事補佐、2015 年国際協力人材育成センター長等を経て、2017年上智大学学長に就任。

学長式辞