上智大学

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学長メッセージ

上智大学 学長 曄道 佳明

上智大学長 曄道 佳明
上智大学長 曄道 佳明

混沌とした世界はこれからどうなるのか。そして、その世界で自分はどう生きるか。誰も解答を知らない問題に立ち向かうには「思考の方法論」が必要です。それを鍛える場として、上智は専門教育を重視します。学部における専門教育で重要なことは、知識を身につけ蓄えるだけでなく、それぞれの分野で培われてきた「思考の方法論」を理解し、使いこなせるようにトレーニングすることです。鍛えられた思考力は分野を超える普遍性があり、それはその人間の視野を広げるはずです。

視野を広げると、当然、興味、関心の焦点も変化していくでしょう。その変化に応えるプログラムも上智は用意しています。教養教育というと、専攻以外の学問分野の概論を1、2年次に学ぶもの、というイメージを抱く人もいるかもしれませんが、上智の教養教育のプログラムはそれとは異なります。初年度から4年間にわたって受講できるよう、入門レベルからかなり高度な内容まで含み、教室での授業やディスカッションだけでなく、中には文字通り世界のさまざまな課題の現場に出かけていくプログラムもあります。人文系、社会科学系、理工系の分野を異にする学生たち、あるいは世界各地からの留学生たちが、同じテーマについてともに考える。それを日常的に可能にしているのは、9 学部すべてがひとつのキャンパスにあるからです。

専門分野で核となる思考力を鍛える、関連するさまざまな分野の知を駆使する方法を学ぶ、世界とコミュニケーションするための語学力を身につける。もちろん、それは簡単なことではありません。いくらそのような環境が用意されているとはいえ、結局はひとりひとりの志です。ただし、初志貫徹すべきだということではありません。志は思考のレベルが上がれば自然と変わっていくものだからです。志は最大のエネルギーでもあります。

上智大学は、ひとりひとりの学生の大きな志に応えられる大学であり続るために努力し続けています。


上智大学長
理工学部 教授
曄道 佳明

1962年生まれ。1985年慶應義塾大学理工学部機械工学科卒、同大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程満期退学。2004年上智大学理工学部教授、2005年学生センター長、2010年入学センター長、2011年学務担当副学長、2014年グローバル化推進担当理事補佐、2015年国際協力人材育成センター長等を経て、2017年上智大学長に就任。

学長式辞