上智大学

大学案内 学長メッセージ

学長メッセージ

 上智大学はカトリック、イエズス会の大学としての確固たる建学の理念、教育精神に基づくミッションを有し、国際性に富む大学として発展を遂げてきました。校名「Sophia University」の「Sophia」はギリシャ語に由来しており、その意味は「人を望ましい人間へと高める最上の叡智」です。この「望ましい人間」とは、公正であること、隅に追いやられた人に寄り添い、ともに歩み、使命をもって世界の諸課題に対して当事者意識を持てる人間を指しています。創立以来、上智大学が掲げる「他者のために、他者とともに生きる人」の育成の成果は、国連をはじめとする国際機関やビジネス界、NGO、教育界など幅広い分野において、個々の能力を社会に還元し活躍する多くの卒業生に見ることができます。このことは、卒業生が、専門、教養、語学力のみならず、学生生活を通して校名に込められた精神を醸成し、それを社会で発揮、実践してきた証でもあります。

 貧困、食糧、環境、教育、倫理など、現代世界の諸課題に立ち向かうSDGsは、持続可能な世界を実現するためにこの地球に住むすべての人が意識すべき目標であることは周知のとおりです。創立以来の伝統の中で、本学が公正、共通善、国際公益に貢献するという意識を持って進めてきた教育、研究、社会貢献の取り組みは、まさにSDGsに共鳴する私たちの誇りでもあります。一方で、社会の急速なグローバル化と劇的な高度情報化の中で、決して私たち単独ではこれらの課題に立ち向かうことができないことも謙虚に認めなくてはなりません。

SDGsが注目され、様々な組織で多様な取組が行われていることにも目を向け、これまで以上に国内外の様々な組織や個人とのつながり、連携を大切にしながら、自分たちができること探し続け、「誰一人取り残さない(Leave No One Behind)世界」、また「地球環境と人間社会の調和」の実現に向けて引き続き力を尽くしていきたいと思います。ここでは、上智大学が鋭意進めてきた多様な取組みを紹介いたします。ご覧いただき、この取組みへの本学の強い気持ちを共有させて頂ければ幸いです。