2007年度上智大学シラバス

2007/03/04更新
◆環境リスクマネージメント - (春)
森下 研
○科目サブタイトル
環境リスクの未然防止システムについて考える
○講義概要
 社会・経済面での環境リスクを取り扱う。国内外で発生した環境に関する事故、不祥事等の環境リスクの事例を紹介、分析し、企業活動においてどのような環境リスクの発生が想定されるのかを検討する。
 その上で、サプライチェーン・マネジメント、コンプライアンスを含め、リスクマネジメントの手法を幅広く紹介しつつ、リスクの未然防止、発生したリスクのダメージコントロールのそのあり方を解説する。
 講義に当たっては、実際の事例研究を行いつつ、リスクの予見手法、未然防止手法、発生した場合の最小化手法等について、双方向で討議する。
 リスクマネジメントシステムそのものの概念は環境マネジメントシステムと同じであるため、原則として「環境マネジメント」を受講した上で、本科目を受講していただきたい。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、レポート(50%)
 事例研究を行い、その成果をレポートとして提出いただくとともに、発表してもらう。この内容及び授業参画により評価を行う。
○テキスト
 必要な場合は、講義の中で指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1①環境マネジメントと環境リスクマネジメント-環境リスクマネジメントの概念について、実際の事例の概要も含め解説する。
2②リスクマネジメントとリスク-実際に企業においてどのようなリスクが想定されるか、リスクとは何かについて解説する。
3③環境リスクマネジメントと産業事故防止論-これまで、企業において産業事故の防止について、どのように取り組まれてきたかを解説し、環境リスクマネジメントとの差異について検討する。
4④環境リスクマネジメントと情報漏洩-近年、急速に高まった情報セキュリティ、特に個人情報保護の状況とそのシステムを解説し、環境リスクとの関連を検討する。
5⑤環境リスクマネジメントとサプライチェーン・マネジメント-取引先との関係において、どのようにリスクマネジメントを行うかを解説する。
6⑥環境リスクマネジメントとコンプライアンス-環境法規違反がどのようなリスクに発展するか、特に廃棄物処理においてどのような問題が起きているのかを解説する。
7⑦環境リスクコミュニケーション-環境リスクについて、企業が社会とどのようにコミュニケションを図っていくか、その状況を事例を含めて解説する。
8⑧環境事故への対応と企業へのダメージの最小化-どのようにリスクを最小化するのか、事故等が発生した場合、どのように対応するのかを解説する。
9⑨研究事例の選定、これまで発生した環境事故リストを基に、その概要を分析し、研究事例を選定する。
10⑩環境リスクの事例-学生による事例研究及び発表を予定する。
11⑪環境リスクの事例-学生による事例研究及び発表を予定する。
12⑫環境リスクの事例-学生による事例研究及び発表を予定する。
13⑬環境リスクの事例-学生による事例研究及び発表を予定する。
14⑭まとめ-環境リスクマネジメントの課題と展望-学生諸君と、これまでの講義内容及び事例研究結果を踏まえ、環境リスクマネジメントのあり方、、また、課題は何か等についてディスカッションしたい。

  

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