2007年度上智大学シラバス

2007/03/01更新
◆演習Ⅱ - (秋)
畠山 武道
○科目サブタイトル
先進諸国の環境政策と環境法ー生態系保全を基調とする総合的自然資源管理をめざしてー
○講義概要
最近の日本の環境法・環境訴訟を、諸外国と比較し、討論する。先進諸国の環境政策は、生物多様性保護を基調とし、農林漁業と環境保護、土地利用規制と環境保護を組み合わせた総合的自然資源管理の方向に向かっている。前半は、それら最近の諸外国の動きを検討する。また、日本の環境訴訟の現況を、合衆国との比較、団体訴訟導入の手続などとからめて検討する。後半は、自主研究報告とし、各自がまとめた研究(できれば修士論文のテーマ)について報告をうけ、各人が相互に議論する。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
○テキスト
畠山武道編著『生態的知見を基礎とした地域資源の総合的管理システムの研究
(平成15-17年度科学研究費補助金・研究成果報告書)』 2006年2月
畠山武道・柿澤宏昭編著『生物多様性保全と環境政策ー先進国の政策と事例に学ぶ』 北海道大学出版会、2006年3月
畠山武道『アメリカの環境訴訟』 北海道大学出版会、2007年9月(予定)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1初回にテキストに挙げた報告書を配布し、各自、担当を分担する。以下、大まかな予定を記す。
日本の自然環境保護法制(1)-(3):現状と課題の把握、討論
2先進国の環境政策の動向(4)-(7):アメリカ、北欧、EU、ニュージーランドの総合的自然資源管理、森林政策、河川政策などの学習と討論
3自然環境保全と裁判(8)-(10):裁判による環境保全の現況、原告適格、市民訴訟、環境権訴訟、景観訴訟などの学習と討論
4課題研究報告(11)-(14):各自の学習課題を報告し、相互討論する。その後、各自の成果をまとめ、最終ゼミレポートとする。

  

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