上智大学大学院 総合人間科学研究科看護学専攻開設

2011年4月、上智大学大学院に看護学専攻(修士課程)を開設しました。


募集概要  

○募集人員
○修業年限
○募集分野

看護学専攻 修士課程 9名
2年
小児・家族共生支援看護学領域
がん・緩和ケア看護学領域
メンタルヘルス看護学領域
国際共生支援看護学領域
○入学試験日程(2011年度入試参考)
出願期間 2011年2月15日~3月3日
筆記試験 2011年3月11日
口述試験 2011年3月11日
合格発表 2011年3月15日
入学手続期間 2011年3月16日~3月24日
     
出願資格   次の(1)〜(8)のいずれかに該当し、かつ(9)~(11)のいずれかに該当する者。
(1)大学を卒業した者および入学時までに卒業見込みの者。
(2)学位授与機構において学士の学位を授与された者および入学時までに授与される見込みの者。
(3)外国において学校教育における16年の課程を修了した者および入学時までに修了見込みの者。
(4)文部科学大臣の指定した者。
(5)大学に3年以上在学し、本大学院において、所定の単位を優れた成績をもって修得したものと認めた者。
(6)大学教育修了までの学校教育の課程が15年である国において修了した者で、本大学院において、所定の単位を優れた成績をもって修得したものと認めた者。
(7)本大学院において、個別の入学資格審査により、大学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者で、22歳に達した者。
(8)その他本大学院において、本学を卒業した者と同等以上の学力があると認めた者。
(9)保健師、助産師、看護師のいずれかの資格を有する者(取得見込みの者を含む)。
(10)養護教諭免許を有する者(取得見込みのものを含む)。
(11)看護・保健医療福祉及び国際協力活動の経験を有する者、あるいはそれを予定している者。
     
特色  
○キーワードは「共生」と「支援」
さまざまな個性がともに幸せに生きることの「共生」
自律・自立へ向けた「支援」
○社会の健康問題や優先課題のニーズに対応する4つの領域
それぞれのフィールドにおける支援実践力と指導力・研究力の育成

領域 テーマ
小児・家族共生支援看護学領域 子どもと家族の子育て支援
地域や学校における子どもの発達・健康支援
家族発達の課題や家族の健康増進支援
がん・緩和ケア看護学領域 地域で暮らす人々のウェルネス支援
がんと共に生きる人々の健康生活支援
緩和ケアと生活支援
メンタルヘルス看護学領域 ストレスによる精神的諸問題に対する看護支援
ストレスと精神障害の関連について考究
地域で暮らす精神障害者への専門的看護ケア
国際共生支援看護学領域 国際・地球家族の一員として「共生」を推進
途上国における看護支援の実践
国際保健医療看護の発展的研究

○フィールドワークを重視した実践的指導
実践力ならびに研究に必要なセンスを磨くための教育方法として、フィールドワークを重視
○働きながら学べる昼夜開講制
ほとんどの科目が午後5時以降の開講(一部は午後3時15分開講) 必修科目は月曜日、演習は火曜日を中心に配置
     
設置の趣旨  

総合人間科学研究科看護学専攻は、聖母大学看護学研究科看護学専攻の研究教育の実績を継承し、人間の尊厳を基盤としたケアリングをディシプリンとし、実践に活かせる研究力ならびに指導力を兼ね備えた人材育成を目指します。

とりわけ、国内外の看護・医療健康問題の動向の中の重点課題に鑑み、①小児・家族共生支援看護学領域、②がん・緩和ケア看護学領域、③メンタルヘルス看護学領域、④国際共生支援看護学領域の4領域に焦点をあて、「共生支援」をキーワードとして研究・教育を行います。

本専攻では、患者とその家族や地域との「共生」関係を側面から「支援」するという意味で「共生支援」を捉えています。各専門領域においては、この「共生支援」というキーワードに基づいて、より良質のケアリングに係る発展的かつ実践的な研究を行います。

     
養成する人材像  

本専攻では、特色ある研究分野と看護の教育・研究・臨床から得た知見を地域・国際社会に還元し、社会に貢献できる次のような人材を養成します。

  1. 近年の社会変化およびライフステージの変化にともなう家族看護学のニーズに応答するため、幅広い学際的な専門知識と家族支援に向けた家族システム開発支援研究等を自立して推進していける人材

  2. 人々の健康増進のため、がんの早期発見および予防に取組み、地域の医療施設ならびに在宅におけるがん・緩和ケア患者とその家族の苦痛の軽減や療養生活の質向上に向けて支援し、早期緩和ケアの実践等に必要な教育ならびにケアの質向上に資する実践的研究を推進していく人材
  3. 地域におけるメンタルヘルス支援看護に携わる人材として、豊かな感性を養い、奥深い精神の病を理解し、患者とその家族に寄り添う看護実践に資する基礎研究あるいは支援研究を推し進めていける人材
  4. 国際協力への発展に寄与するためのより高度な問題解決能力や看護支援研究を推進する能力のある人材
     
修了後の進路等  

本専攻では、本学と研究科の教育目標である「他者のために、他者とともに生きる」、「人間の尊厳」という精神と深い専門性を活かせるような進路選択を支援します。

例えば、臨床に携わる者は、病院や福祉センターなどの医療保健・看護系機関等での活躍が、また、研究および政策マネジメント等に関わる者は、制度・政策ならびに教育機関や諸研究所での活躍が期待されています。

さらに、社会のニーズに応答するための新しい活動分野を拓き、発展的な活躍も期待されています。

     

総合人間科学研究科看護学専攻の設置認可申請書