
講師 :
上智大学経済学部教授 小林 順治
| 曜日・時間帯 | 木曜日 18:45~20:15 | 回数 | 12回 |
| 定員 | 40名 | 受講料 | 30,000円 |
第2次世界大戦後の時代を現代と呼ぶのであれば、現代社会の経済は巨大な株式会社である企業の存在によって、特徴づけられています。現在、私たちが生きている社会は、そうした企業なくしては成り立ちません。このことは、あまりに当然のことなので、私たちは、「企業と社会」の関係が現にどうなっているのか、どうあるべきか、といったことについて、あまり深く考えていないように思います。しかし、この問題は、企業と直接的な関係をもっている人も、直接的な関係をもっていない人も、等しく関心を寄せるべき重要な現代的課題です。この講座では、「企業と社会」問題を考える上で、もっとも重要な文献のひとつに数えられている J.K.Galbraith, The New Industrial State,1967. (『新しい産業国家』)を参考としながら、現代社会において巨大株式会社が果たしている役割、それと同時に社会との間に生み出してきた問題を取り上げていきます。企業は、現代社会に不可欠の重要な制度となっています。社会なくして企業は存在し得ません。すなわち、企業のために社会が存在するのではなく、社会のために企業が存在するという関係が真理であるのは言うまでもありません。にもかかわらず、企業と社会との間に深刻な問題が存在するのはなぜか、すなわち不調和が生じるのはなぜか、両者の調和は実現し得るのか、こういったことを社会科学の枠組みで考えてみましょう。
| 講義スケジュール | |||
| 1 | 4月18日 | ||
| 2 | 4月25日 | ||
| 3 | 5月9日 | ||
| 4 | 5月16日 | ||
| 5 | 5月23日 | ||
| 6 | 5月30日 | ||
| 7 | 6月6日 | ||
| 8 | 6月13日 | ||
| 9 | 6月20日 | ||
| 10 | 6月27日 | ||
| 11 | 7月4日 | ||
| 12 | 7月11日 | ||