
講師 :
上智大学経済学部教授 小林 順治
| 曜日・時間帯 | 火曜日 18:45~20:15 | 回数 | 12回 |
| 定員 | 40名 | 受講料 | 30,000円 |
経営学の古典的名著であるP.F.ドラッカーの『現代の経営(上)』(The Practice of Management)を手懸りとして、マネジメントについて学びます。この本は、日本の経営学ブームに火をつけたことでも有名です。今回の春期講座では翻訳の上巻を取り上げ、秋期講座で下巻を取り上げる予定です。ドラッカーは非常に多くの著作を残していますが、それらは実に多くの人々に読み継がれてきました。そうした無数の読者の評価の眼を通り抜け、今もなお多くの人々に読まれ、影響を与え続けているという意味で、それらは現代の古典と言うことができます。ところで、ドラッカーの著作は、なぜこうも多くの人々に、しかも長く読まれるのでしょうか。その理由は、すべての古典の特徴である、誰が読んでも、多くの学びを与えてくれるからです。よくドラッカーの本は、「金言の宝庫」だと言われます。確かにその通りです。金言を探せば、金言を与えてくれます。しかし、社会科学の基礎をもって読むと、それ以上に大きな学びを与えてくれます。その理由は、ドラッカーの本は、しっかりした社会科学の基礎に基づいて書かれたものであるからです。ドラッカーの本は、表現が平易であるために誰でもが読む事ができます。そして、誰でもがそれなりのものを得ることができます。しかし、読み方によって、学ぶものがまったく違ってくる不思議な本です。金言探しをするだけでは、もったいない本です。講座では、受講者とともに、本を読み進めながら、それに関連する社会科学の基礎知識を提供します。
| 講義スケジュール | |||
| 1 | 4月16日 | 第1章 マネジメントの役割/第2章 マネジメントの仕事 | |
| 2 | 4月23日 | 第3章 マネジメントの挑戦 | |
| 3 | 5月7日 | 第4章 シアーズ物語/第5章 事業とは何か | |
| 4 | 5月14日 | 第6章 われわれの事業は何か | |
| 5 | 5月21日 | 第7章 事業の目標 | |
| 6 | 5月28日 | 第8章 明日を予期するための手法 | |
| 7 | 6月4日 | 第9章 生産の原理 | |
| 8 | 6月11日 | 第10章 フォード物語/第11章 自己管理による目標管理 | |
| 9 | 6月18日 | 第12章 経営管理者は何をなすべきか | |
| 10 | 6月25日 | 第13章 組織の文化 | |
| 11 | 7月2日 | 第14章 CEOと取締役会 | |
| 12 | 7月9日 | 第15章 経営管理者の育成 | |