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講座番号 0150 | 生殖医療・倫理・法

コーディネーター・講師 :上智大学特任教授 町野 朔

コーディネーター・講師 :
上智大学生命倫理研究所教授 町野 朔

専攻分野 / 刑法、環境刑法、生命倫理
著作 /
『ヒト由来試料の研究利用:試料の採取からバイオバンクまで』上智大学出版(2009)、
『バイオバンク構想の法的・倫理的検討』上智大学出版(2009)、
『医科学研究の自由と規制:研究倫理指針のあり方』上智大学出版(2011)、
『移植医療のこれから』(共編著)信山社(2011)
Eメール / machino@sophia.ac.jp

【講師】
奥 田 純一郎 上智大学法学部教授
石 原   理 埼玉医科大学医学部教授
青 木   清 上智大学生命倫理研究所特任教授
滝 澤 公 子 お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科講師、
        NPO法人遺伝カウンセリング・ジャパン 理事
矢 島 基 美 上智大学法学部教授
梅 澤 明 弘 国立成育医療センター 再生医療センター長
本 田 ま り 芝浦工業大学工学部准教授
岩 田   太 上智大学法学部教授

日時 水曜日 18:45~20:15
回数 12回
受講料 30,000円
定員 40名
  • テキスト : 『生殖医療と法』町野朔・水野紀子・辰井聡子・米村滋人 著(信山社)
    ISBN:978-4-7972-8801-8
    *初回講義で講師より販売します(予価¥3,000)
  • 参考書(必須ではないが、講読により理解が深まるもの) :
    『生殖医療と家族のかたち』石原理 著(平凡社)
    ISBN:978-4-582-85531-9
  • 資料 : 講師からプリントを配付します(無料)

人の生命誕生の過程に医学が介入することは許されるのか、どの範囲で許されるのかは、現在は以前とは比較にならないくらい複雑な倫理的問題となっています。
古くから問題であった人工妊娠中絶は出生前診断・着床前診断と結びついています。出生する子に障害が予想されるときに、両親は、人々はどう考えるのか。障害を持って出生した子への医療はいかにあるべきか。1978年にイギリスで成功した体外授精技術は、不妊治療に大きな進歩をもたらしたとしてノーベル賞を受賞しましたが、人為的に人の誕生を操作する行為であるという非難は依然として続いています。この技術はさらに、代理懐胎、卵子提供による出産も可能としました。人工的方法によって母体外で作られた人の胚に遺伝子操作などを行い、生まれてくる子の資質を「改善」することも可能になるかもしれません。また、不要となった「余剰胚」を利用した再生医療の研究も行われています。研究のために新たにヒト胚を作って、これを研究の対象とすることを認めるべきでしょうか。
本講座は、実際に医療・研究の現場で問題に直面しておられる諸先生の問題提起を踏まえながら、日本社会のとるべき対応を、具体的に考えようとするものです。

講義スケジュール
4月18日 刑法と母体保護法、堕胎と人工妊娠中絶(町野)
4月25日 出生前の生命をめぐる法と倫理(奥田)
5月 2日 ヒト胚研究の現状(町野)
5月 9日 出生前診断、着床前診断(石原)
5月16日 遺伝子と遺伝学(青木)
5月23日 遺伝カウンセリング、DTC(direct to consumer)検査(滝澤)
5月30日 生殖医療と障害者差別(矢島)
6月 6日 新生児の医療をめぐって(梅澤)
6月13日 日本における生殖補助医療(石原)
6月20日 AID、生殖補助医療における法と倫理(本田)
6月27日 法における親子と生殖医療―代理母を中心に(岩田)
7月 4日 総括―日本における生殖医療・倫理・法(町野)

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