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芸術・文化・歴史  教養・実務講座

講座番号 2132 | 民族の価値体系と国際交流 ―多様化する文化と国際交流―

コーディネーター・講師 : 上智大学特別招聘教授 石澤 良昭

コーディネーター・講師 :
上智大学特別招聘教授 石澤 良昭

専攻分野 / 東南アジア史
著作 / 『アンコールからのメッセージ』山川出版、『アンコール・ワットへの道』JTB、 『アンコール王たちの物語』NHK出版、『東南アジア多文明世界の発見』講談社

【講師】
平 野 健一郎 国立公文書館アジア歴史資料センター長
大 嶋  厚  国際交流基金監査室長(元パリ日本文化会館)
河 崎  健  上智大学外国語学部教授
田 口 栄 治 国際交流基金理事(元在ロシア日本大使館)
道 傳 愛 子 NHK解説委員
鈴 木 雅 之 国際交流基金人事課長(元トロント日本文化センター所長)
アガスティン,サリ 上智大学神学部准教授
吉 川 竹 二 国際交流基金日中交流センター事務局長(元ハノイ、バンコク事務所長)
海老原 周 子 新宿アートプロジェクト(元国際交流基金職員)
大 野 由希子 国際交流基金日本研究・知的交流部
飯 笹 佐代子 東北文化学園大学准教授/青山学院大学国際交流共同研究センター客員研究員

曜日・時間帯 火曜日 18:45~20:15 回数 12回
定員 30名 受講料 30,000円
  • 資料 : 講師からプリントを配付します(無料)

 この講座は上智大学と独立行政法人国際交流基金が共同で提供する講座で、昨年秋期に引き続き4回目の開設となります。
 グローバリゼーションという言葉が語られることが多くなりましたが、世界の現状をみますと、いまだ世界はいわゆる国民国家を単位として構成されております。しかし、それぞれの国にはさまざまな民族と文化の歴史があると同時に古来より現代にいたる各民族間の接触の積み重ねがあります。これらの諸要因が現在の世界を形作っている各国の文化の形成、また価値観にも影響を与えていると思われます。
 今回の講座では、各国における固有の民族的価値観と、古くからの歴史的経緯やまた近年のグローバリゼーション等の影響からこれらの国に内包されることになった異文化の、固有の価値観にもたらす問題について分析を加えるとともに、その解決の方向性、あるいは対処の方法について考察を加えてゆきたいと思います。また欧米諸国でとくに標榜される多文化主義についても、現状とその可能性について検討し、関連する最新のトピックについて紹介したいと考えています。
 各国で何らかの暴力的な事件が起こるたびに多文化主義についての論議が巻き起こりますが、その底流には何があるのか、またどのような解決の糸口があるのでしょうか。単に、政治的、経済的方法による弥縫策的な対処だけでは基本的な解決には結びつかないように思われます。もしかすると文化の問題として捉えることが一つの回答になるのかもしれません。
 本講座では、グローバリゼーションの中で、各国の民族的価値観がどのように影響を受けているか現状を報告するとともに、多文化主義の方向性について検討を加えてゆきたいと思っています。

講義スケジュール
1 10月2日 文化共有価値観の構築 石澤
2 10月9日 国際文化交流と多文化主義 平野
3 10月16日 フランスにおける異文化受容 大嶋
4 10月23日 ドイツにおける外国人労働者問題 河崎
5 10月30日 多民族国家ロシアの文化 ―文化交流の現場から― 田口
6 11月6日 アフリカの民族問題(仮題) 道傳
7 11月13日 カナダの多文化主義 鈴木
8 11月20日 南アジアにおける多文化主義 サリ
9 11月27日 東南アジアの多民族・多文化の課題 ―タイ・ベトナムを中心に― 吉川
10 12月4日 アートを通じる多文化共生の試み 海老原
11 12月11日 インターカルチュラル・シティとは何か ―欧州の試み― 大野
12 12月18日 多文化主義の現状と問題点 飯笹

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