
講師 :
上智大学名誉教授 リーゼンフーバー,クラウス(RIESENHUBER, Klaus)
| 曜日・時間帯 | 水曜日 18:45~20:15 | 回数 | 12回 |
| 定員 | 40名 | 受講料 | 30,000円 |
人間の存在と生活のすべてが認識から始まるので、認識自体とは何かを理解することは、人間の自己理解にとっても哲学にとっても根本的な課題です。哲学史を中世から近世を経て現代までも貫くこの問いには、自然世界の認識とともに、人間の自己認識の反省、超越認識の可能性と限界、さらに真理そのものに対する問いが含まれています。本講座では、各時代の代表的な思想家のテキストを解説しながら、人間の認識能力の射程・可能根拠・活動を吟味します。説明は明確で分かりやすく、哲学や思想史に関する予備知識を前提としません。
| 講義スケジュール | ||
| 1 | 10月3日 | 思惟の射程:カンタベリーのアンセルムス(11世紀) |
| 2 | 10月10日 | 存在と真理:トマス・アクィナス(13世紀) |
| 3 | 10月24日 | 知性と幸福:アヴェロエス論争;イスラーム哲学(12・13世紀) |
| 4 | 11月7日 | ドイツ神秘思想:マイスター・エックハルト(14世紀) |
| 5 | 11月14日 | 自然(科)学的認識:イギリス哲学(13・14世紀) |
| 6 | 11月21日 | 理性の自己探究と無知の知:クザーヌス(15世紀) |
| 7 | 11月28日 | 学問を基礎づける自己認識:デカルト(17世紀) |
| 8 | 12月5日 | 大系知と経験知:ライプニッツ(17・18世紀) |
| 9 | 12月12日 | 感覚と悟性による世界認識:カント(18世紀) |
| 10 | 12月19日 | 意識の諸段階:フィヒテ(19世紀)とフッサール(20世紀) |
| 11 | 1月9日 | 実存と存在理解:ハイデガー |
| 12 | 1月16日 | 文化と歴史:ディルタイ(19世紀)とガダマー(20世紀) |