
□設置年/1913年
本学科は、大学創立と同時に創設された、本学でもっとも歴史と伝統のある学科です。また、上智大学の建学精神である「上智への愛」すなわちフィロソフィア(哲学)を代表する学科でもあります。哲学の理念は、そこで学ぶ人々それぞれの人格と生命の尊厳を大事にします。本学科にはさまざまな個性や信条をもった人々が集まり、それぞれが「自らの力で考え、表現する」能力を養うことで精神的に成長し、自己実現の達成を目指します。知恵に向かう人々の努力を支え、その精神的な成長をうながすことが、本学科の使命です。このため少人数の厳格な体系的教育を徹底させています。この教育目標に従って、出版・マスコミ・芸術・政治・宗教などの分野をはじめ国内外大学の哲学思想の研究者や教員など、多くの指導的人材を輩出しています。
入学後はまず、少人数の演習「哲学演習Ⅰ」、「哲学入門」などの基礎的な初年次教育科目を履修します。並行して第1外国語(ドイツ語または英語)と、それに応じた第2外国語(英語、ドイツ語、フランス語、ラテン語)を選択し、外国語能力を鍛えます。2年次には〈哲学思想〉〈倫理学〉〈芸術文化〉のいずれかの系列を選択し、「哲学演習Ⅱ」をはじめ、基礎専門科目を履修しますが、他系列の専門科目の履修も可能です。1年次から4年次まで、少人数での演習や文献講読の科目が多くあり、いずれも「自力で考え、表現する」能力を養うために、集中的な指導を行い、4年次で卒業論文を完成させます。
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哲学科の教員情報はこちら
| 職名 | 氏名 | 現在の専門分野 |
| 教授 | 大橋 容一郎 | 近現代ヨーロッパ哲学、特にカントおよび新カント学派について研究 |
| 教授 | 荻野 弘之 | 古代ギリシア哲学を中心に、プラトンからストア派にいたる思想を研究 |
| 教授 | 佐藤 直子 | 中世神秘主義と近代の超越論哲学の関係などを研究 |
| 教授 | 田中 裕 | プロセス哲学と西田哲学および仏教とキリスト教の宗教間対話を研究 |
| 教授 | 寺田 俊郎 | 近現代の実践哲学、臨床哲学、対話の哲学、Global Ethicsなどを研究 |
| 教授 | 長町 裕司 | 東西の宗教哲学とともにドイツの近現代哲学を重点的に研究 |
| 教授 | 樋笠 勝士 | 古代中世哲学、教父学、美学芸術学、記号論、九鬼哲学などを研究 |
| 助教 | 中村 秀樹 | 中世思想、形而上学、基礎倫理、哲学と神学の境界問題を研究 |