
□設置年/1913年 □学生総数/265人(男性114人:女性151人) □教員総数/8人、嘱託教員/2人
上智大学創立以来の伝統を受け継ぎ、古代ギリシアから中世哲学、ルネサンスの人文主義を経て近世・現代に至るまでの西洋哲学全般、また日本や東洋の哲学思想を研究。哲学とは、思想や文化世界の探究を通じて、思考力、理解力、表現力を鍛え上げていく努力にほかなりません。
哲学の目的は、自分自身で考える力を養うこと。哲学書を理解するためには、複数の外国語や広範な思想史の知識、また理解したことを表現する力も必要です。体系的な科目の学習を通じて、演習の場で力を磨き、学生が自らのテーマを主題化し、それを卒業論文という成果に至らしめます。
入学後はまず、少人数の演習「哲学演習Ⅰ」、「哲学入門」などの基礎科目を履修します。並行して第1外国語(ドイツ語ないし英語)と、それに応じた第2外国語(英語、ドイツ語、フランス語、ラテン語等)を選択し、外国語能力を鍛えます。2年次には〈哲学思想〉〈倫理学〉〈芸術文化〉のいずれかの系列を選択し、基礎専門科目を履修しますが、他系列の専門科目の履修も可能です。1年次から4年次まで、少人数での演習や文献講読の科目が多くあり、いずれも「自力で考え、表現する」能力を養うために、集中的な指導を行い、4年次で卒業論文を完成させます。
「考える力」と「表現する力」を鍛え、分析力、把握力、洞察力を持って問題に立ち向かう人材を育成し、多数の研究者、教育者、宗教者、芸術家などを輩出してきました。さらに、問題意識を持ち、物事を論理的に思考できる哲学的能力は、実社会の様々な場面でも必要とされています。
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| 職名 | 氏名 | 現在の専門分野 |
| 教授 | 大橋 容一郎 | 近現代ヨーロッパ哲学、特にカントおよび新カント学派について研究 |
| 教授 | 荻野 弘之 | 古代ギリシア哲学を中心に、プラトンからストア派にいたる思想を研究 |
| 教授 | 佐藤 直子 | 中世神秘主義と近代の超越論哲学の関係などを研究 |
| 教授 | 田中 裕 | プロセス哲学と西田哲学および仏教とキリスト教の宗教間対話を研究 |
| 教授 | 寺田 俊郎 | 近現代の実践哲学、臨床哲学、対話の哲学、Global Ethicsなどを研究 |
| 教授 | 長町 裕司 | 東西の宗教哲学とともにドイツの近現代哲学を重点的に研究 |
| 教授 | 樋笠 勝士 | 古代中世哲学、教父学、美学芸術学、記号論、九鬼哲学などを研究 |
| 講師 | 中村 秀樹 | 中世思想、形而上学、基礎倫理、哲学と神学の境界問題を研究 |
| 講師※ | 勝西 良典 | 近現代ドイツ哲学およびビジネス倫理学を研究 |
| 講師※ | 﨑川 修 | ウィトゲンシュタインなどの現代哲学、ケアの哲学、人間学を研究 |
(※は嘱託講師)