
□ 設置年/1942年 □ 学生総数/301人(男性121人:女性180人) □ 教員総数/10人
歴史学は過去の史料を評価・検証しながら歴史的事実を見極める、いわば「過去に学び、現在を理解し、未来の指針となる」学問です。史学科では実証史学を基調とし、史料講読を重視します。そして、時間軸の中にいる自己を自覚しつつ、過去・現在・未来の深い関連性を洞察します。
固定観念や先入観を捨て、原史料や先学の研究蓄積に触れる訓練によって、真実を見極める目と、自ら問題を発見する力を養います。そして調査結果や自分の考察を、論理的かつ客観的に表現する訓練を通して、豊かな知性と、社会に積極的に関与できる力を養います。
カリキュラムは「くさび形カリキュラム」になっており、初年度は幅広く、年次が上がるにつれて深く専門的になります。専門は大きく日本史・東洋史・西洋史の3分野に分かれ、さらに時代順に古代・中世・近世・近現代に分岐します。まず1年次には、3分野すべての概説的知識を身に付け、基本的な歴史研究の方法を学びます。2年次から、分野・時代別プレゼミ(史学教養演習と講読演習)に分かれ、各分野の専門的な学習方法を学びます。3年次から本格的に専門の演習に入り、史料を読み込んで分析力・考察力を身に付け、4年次で卒業論文を作成します。
歴史研究の出発点は、現在の社会に対する鋭い問題意識です。そこから歴史事象を見つめ、史料を批判的に読み込みます。こうした歴史研究の方法によって、現在の日本の状況を相対的・客観的にとらえ、国際的視野と多元的歴史認識を持った人材を育成していきます。
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| 職名 | 氏名 | 現在の専門分野 |
| 教授 | 青山 英夫 | 室町幕府政治機構をはじめ、幕府における権力構造について研究 |
| 教授 | 井上 茂子 | ナチ・ドイツ時代を中心に国民統合政策の特徴などを研究 |
| 教授 | 大澤 正昭 | 中国(唐・宋)社会の究明を通じて、婚姻など、家族の質的変化を研究 |
| 教授 | 川村 信三 | 日本戦国期から近世初期にかけての宗教と社会の関係などを研究 |
| 教授 | 豊田 浩志 | 初期キリスト教史とローマ帝国の相互関係の実態を研究 |
| 教授 | 長田 彰文 | 日本外交史、アジア太平洋国際政治史の研究 |
| 教授 | 坂野 良吉 | 中国国民革命、1930年代の日中全面的戦争への経緯を研究 |
| 教授 | 山内 弘一 | 朝鮮王朝史、儒教を研究。特に朝鮮王朝の戸籍や身分制度などを分析 |
| 准教授 | 児嶋 由枝 | 中世・ルネサンス美術史、中世都市国家と修道会の文化などを研究 |
| 准教授 | 北條 勝貴 | 日本古代史の研究を通して、自然との融和や列島文化を解明 |