
【教育学専攻】
[博士前期課程]
本専攻のカリキュラムは、相互に関連性をもつ教育学の8領域(教育哲学、外国教育史、日本教育史、学校教育学、教育社会学、生涯教育学、異文化教育学、国際教育学)によって構成されています。学生が各人の研究を進める上で、教育内容および研究手法の点で関係の深い領域を、柔軟に組み合わせて履修することができるように多様性をもったカリキュラムを整備しています。各科目は少人数授業を原則としており、修士学位論文執筆にあたっては、指導教員のもとで、学生は論文作成のための「論文演習」ならびに「研究指導」を受講して論文作成をおこないます。また必要に応じて研究テーマに関連する専攻教員が協力して指導にあたります。留学生を含めた多様な文化的背景をもった履修者に対応するために、英語を教授用語とする科目も設定しており、日本語ないし英語による教育・研究から論文執筆までの一貫した指導体制を整えています。なお、中学校社会科、高等学校地歴科・公民科の一種免許状を有する者は、本課程終了後、専修免許状を取得することができます。
[博士後期課程]
学位の取得ならびに研究者としての基盤形成を目的に、8領域(教育哲学、外国教育史、日本教育史、学校教育学、教育社会学、生涯教育学、異文化教育学、国際教育学)の関連科目のほか、博士論文作成のための「論文演習」ならびに「研究指導」を受講し、論文の完成を目指します。教育学専攻では、「学位論文執筆に関するスケジュール」を定めており、1年次から指導教員を中心に3名の教員による指導委員会を組織して学位取得までの一貫した指導体制を築いています。留学生や社会人を含めた多様な文化的背景をもつ大学院生の増加にともない、必要に応じて英語による教育・研究指導もおこなっています。
【心理学専攻】
厳密な科学的アプローチをしつつ、暖かなまなざしをもって人間を見つめる姿勢を涵養します。学部からの一貫した教育ポリシーに基づき、学部での基礎トレーニングを基盤に大学院での専門教育を設定しています。
[博士前期課程]
心理学の基礎領域と臨床領域を車の両輪として、基礎・実験系心理学、社会・発達系心理学、臨床心理学のそれぞれに関わる共通科目の履修と、それぞれに特化した科目群を設定し、基礎と臨床の両面からカリキュラムが構築されています。
[博士後期課程]
それぞれの専門テーマの追求とともに、領域横断的な視点をもった対人支援の専門家として行動できる心理学者を養成します。
【社会学専攻】
本専攻では、ディプロマ・ポリシーに掲げた人材を養成するため、理論と方法の基礎科目および現代社会の重要な諸側面を扱う幅広い専門科目を開講しています。
[博士前期課程]
本課程では、社会学理論と社会調査・データ収集分析の方法に関する必修科目をとおして、先人の残した理論および経験的調査、データ分析のために必要な方法を身につけます。さらには、各自が設定したテーマに沿って、教員の指導を受けながら、学んだ理論と方法を駆使して実際に研究をおこない、修士論文を執筆します。
[博士後期課程]
本課程では、各自のテーマに沿って、博士論文の執筆、学際的研究の推進、関係学会における研究発表、学術雑誌や紀要への論文投稿に関する個人指導がおこなわれます。こうしたトレーニングを通じて、研究者として独立するために必要な専門的知識・能力の養成と資格・実績の獲得をめざしています。
【社会福祉学専攻】
本専攻は、従来の狭義の社会福祉を超えた新しい福祉社会の実現に貢献する人材育成のために、斬新なカリキュラムを編成し教育に取り組んでいます。
[博士前期課程]
従来の「研究者養成プログラム」だけでなく、理論と方法に裏付けられた「高度福祉専門職養成プログラム」を提供し、多様な人材養成に取り組んでいます。福祉政策・運営管理系および福祉臨床系の科目群を開講し、社会福祉を広く深く、バランスよく研究することができます。また、コアカリキュラムとして、3つの社会福祉研究法の演習を開講し、高度福祉専門職や研究者に求められる研究法を身につけるよう科目を配置しています。そして、社会福祉フィールドワークと、援助事例分析または地域事例分析により、学んだ研究法を実際に用いつつ、理論と実践を統合的に学ぶ能力を養い、修士論文を執筆できるように研究指導をおこないます。
[博士後期課程]
福祉政策・運営管理系および福祉臨床系の多様な専門分野で研究している教員の中から、指導教員を選び、指導教員の指導を受けて、必要な場合には博士前期課程の科目群から、博士論文執筆に必要な研究法や関連科目を履修します。先行研究の検討や調査実施により博士論文のテーマを絞り込み、研究を進めていきます。そして、学会発表や論文執筆を積み重ねて研究者としての能力を高め、実践・現場との共同研究などにも取り組み、研究をまとめ、博士論文を執筆します。
【看護学専攻】
[修士課程]
本専攻は、国内外の医療健康問題の動向における重要課題に鑑み、①小児・家族共生支援看護学領域、②がん・緩和ケア看護学領域、③メンタルヘルス看護学領域、④国際共生支援看護学領域の4領域に焦点をあて、「共生支援」のキーワードにもとづいて、良質のケアリングにかかわる発展的かつ実践的な研究を行うためのカリキュラムを設けています。
具体的には、講義、研究ゼミ、演習だけではなく、国内外における主体的な取り組みをとおして、実践力ならびに研究に必要な企画力、発展的な批判思考を修得できるよう「フィールドワーク」を開講しています。さらに「看護学研究特別指導」では、修士論文作成にあたり、学生が必要とする場合には主たる領域研究指導者だけでなく、本専攻の専任教員全員から指導を受けることができます。