
社会福祉学専攻は2005年度から設置された新しい専攻です。従来の狭義の社会福祉を超えて、広く新しい福祉社会の構築に寄与できる人材を養成します。そのために、これからの時代に求められる社会福祉の高度な教育と研究を新しい方法により進めていきます。
本専攻では従来のわが国の社会福祉学専攻には見られない斬新なカリキュラムを編成し、理論と実践とを統合する新しいタイプの大学院教育を進めます。新たに福祉政策・運営管理系科目を設け、国や地方自治体、そしてNPOセクターや市場セクターにおいて福祉政策や福祉サービスの運営管理のデザインを設計するとともに、それらを担う人材を育てるという教育目標を明確にしました。
この目標に沿って、明日の福祉社会を築く研究者・行政官・ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)が育っていくでしょう。もちろん、従来の援助技術分野についても福祉臨床系科目を一層充実させ、高度専門化を図るとともに、ここでも理論と実践とを統合する教育を行います。
カリキュラムについては、福祉政策・運営管理および福祉臨床の領域において求められる研究方法の演習をコアカリキュラムとして組み、社会福祉研究の多様な方法の基礎的修得を重視します。さらに研究者養成プログラムと高度福祉専門職養成プログラムを設け、院生の卒業後の進路に則して、社会福祉の研究と実践をリードする研究者、高度専門職業人を養成する研究・教育拠点たることを目指します。
主として福祉政策・運営管理系主として福祉臨床系「科学の知」、「臨床の知」、「政策・運営の知」のそれぞれを学び、「理論」と「実践・臨床」の統合を目指し、演習、事例分析、フィールドワーク等により科学的理論と方法を実践に結び付ける能力を高めるトレーニングを行います。
福祉臨床の最新の知識・技術を修得した上で高度な専門職業人として社会の中で実践し、新しい福祉社会をデザインし、作り出していく人を育てるとともに、新しい福祉社会のデザインを構想・設計する研究者を養成します。
「研究者養成プログラム」を充実強化するとともに、学問的な理論と方法に裏付けられた「高度福祉専門職養成プログラム」を設け、修了後の進路の幅を広げました。後者のプログラムは、将来の専門職大学院の設置を念頭において先駆的に行なわれるプログラムです。
福祉政策・運営管理系および福祉臨床系のバランスのとれた科目群と、コアカリキュラムとしての多様な社会福祉研究法の演習からなる体系的・構造的なカリキュラムを編成しています。
継続教育のために大学院に入学する職業人や他の専門領域で学習した学生に対して学習機会を広げるとともに、これからの社会福祉を支える多様な人材を養成するために、多様な専門的背景や現場経験を有する、幅広い視点をもった人材を受け入れるような入試選抜を導入しています。
本専攻開講科目である「医療ソーシャルワーク研究」は、認定社会福祉士認証研修として認証されています。社会福祉士から認定社会福祉士へとキャリアアップを目指す人を応援します。
初任者精神保健福祉士の成長過程に関する研究
施設ケアの質の向上に質する組織管理のあり方に関する研究
ストレングス視点にもとづいた在宅要支援・要介護高齢者への支援
変容する地域における制度的ボランティアの意識に関する考察
緩和ケアチームにおける医療ソーシャルワーカーの業務実態に関する研究
登録型ホームヘルパーのライフヒストリー研究