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地域研究専攻

地域研究専攻とは

90年代の後半、グローバル化の時代を迎えながらも、当時の日本にはアジア・ラテンアメリカ地域の専門的な地域研究プログラムが整っておらず、それらが早急に求められていました。そこでアジア諸地域(東南アジア、南アジア、中東)、ラテンアメリカ地域の研究拠点として国内外から高い評価を受け、教員の規模や資料も充実していた本学が1997年、この専攻を設けました。以来両地域の歴史、社会、文化、政治、経済、開発を幅広く学び、当該地域に関する高度な知識を有する専門家を養成すべく指導を行っています。

博士前期課程ではゼミ形式で行なわれる地域研究専門科目と、各地域における開発等の実情を検討する科目群やフィールドワーク(国内外での現地調査、インターンシップ等への参加等)を履修してその地域への専門的理解を深めます。それとともに地域研究方法論や生態人類学などの共通必修科目によって、研究に必要とされる方法論を学び、2年次には指導教員のもとで修士論文の作成に取り組みます。

博士後期課程は複数の教員の指導を受け、各自の研究テーマを深く究めます。2年次には、博士論文提出資格試験(課題論文の提出と口述試験及び外国語試験)の後に研究計画書を作成し、博士論文の執筆に専念する体制となっています。この専攻の修了者には国内外の地域研究専門機関、シンクタンク、メディア、官公庁、民間会社などへの進路が開かれています。

地域言語の習得が必須

本専攻は新しい学問領域であるため、方法論を確立する努力が必要とされ、深い問題意識と行動力が求められます。また、研究対象地域を内側から理解するため、地域言語の習得を必須としています。

これまでの枠組みを越えて多岐にわたるテーマヘの挑戦

従来の地域研究や国際関係論の枠組みではとらえきれないさまざまな地球の問題、グローバルな動きと地域社会・歴史との相関関係などを対象とする、地域立脚型グローバル・スタディーズの構築を目指しています。NlHUプログラム・イスラーム地域研究とも密接に連動しています。さらに、「現地拠点活用による協働型地域研究者養成」プログラムを通じて、グローバルな市民社会とローカルな多様性を支える次世代地域研究者の育成に努めています。

修了生の最近の主な研究テーマ

近現代モザンビークにおける宗教事情
日本とメキシコにおける死生観の比較
港市国家チャンパと海上交易―ヴィジャヤ時代における経済基盤の考察
サリナス政権期・メキシコにおける「多文化性」
レバノン・シーア派の社会変動とヒズブッラーの誕生に関する政治社会学的分析
日本のイスラーム史における日本人ムスリムの変容
東ティモールにおける「国民形成」と言語政策
カンボジア、クーイの民族誌における製鉄業
ブラジル産業の内生的発展ーエタノール産業の事例
エジプトにおける貧困と労働・雇用環境との因果関係
ブラジルにおける日本食のローカル化
ソマリアにおける紛争の特徴とその構造的要因

>>地域研究専攻オリジナルサイトはこちら http://www.info.sophia.ac.jp/areastds/

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