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アジア人材養成研究センター所長の石澤良昭教授が2017年度「ラモン・マグサイサイ賞」を受賞しました

授賞式は2017年8月31日にフィリピン・マニラで開催予定

石澤良昭教授

2017年7月27日、上智大学アジア人材養成研究センター所長の石澤良昭(いしざわ・よしあき)教授が、アジアのノーベル賞と呼ばれる「ラモン・マグサイサイ賞(Ramon Magsaysay Award)」を受賞しました。同賞は、フィリピンのラモン・マグサイサイ大統領を記念して創設された賞で、毎年アジア地域で社会貢献などに傑出した功績をあげた個人や団体に対し、マニラ市のラモン・マグサイサイ賞財団から贈られます。授賞式は2017年8月31日にマニラで開催される予定です。

同財団によると、石澤教授はカンボジア内戦時代の頃より、「アンコール・ワット遺跡保存修復は、カンボジア人の手でなされるべき」との信念に基づき、同遺跡を守るカンボジア人専門家の人材養成に尽力したこと、そしてその貢献によって、カンボジア人が自国の固有文化遺産に対する誇りを取り戻すきっかけを与えたことが認められ、今回の受賞となりました。また、アンコール・ワット遺跡に代表される文化遺産を、国際社会が人類の至宝として保存していく重要性を広く世界に発信したことも、高く評価されています。

本学では、「カンボジア人による、カンボジアのための、アンコール・ワット遺跡保存修復」を国際協力の哲学として掲げ、1996年カンボジア王国・シェムリアップ市に「アジア人材養成研究センターを開設しました。以来20年にわたり、石澤教授は同国の世界遺産アンコール・ワットの現場で、遺跡の保存修復に携るカンボジア人の石工や遺跡保存官などの人材育成を行っています。本学では遺跡保存分野での活躍を目指すカンボジア人留学生を積極的に受け入れており、これまでに18名(博士7名、修士11名)が学位を取得。現在は各専門分野のポストで母国カンボジアにおいて活躍しています。

1958年の第1回以来、現在に至るまでにマザー・テレサ、ダライ・ラマ14世をはじめ、アジア全域から294人の個人および24の団体が同賞を受賞しています。本学からは、長年本学で講師として教鞭を取ったホルヘ・アンソレーナ神父(1994年)、元外国語学部長で第8代国連難民高等弁務官を務めた緒方貞子名誉教授(1997年)に続いて、3人目の受賞となります。

石澤良昭教授プロフィール

専門:東南アジア史、特にカンボジア・アンコール時代の碑刻文学

1937年 北海道帯広市生まれ(79歳)
1961年 上智大学外国語学部フランス語学科卒 L’Ecole Pratique des Hautes Etudesにて、古代カンボジア碑刻文学研究
1977年 文学博士号取得(中央大学)
1982年 上智大学外国語学部教授
2002年 上智大学アジア人材養成研究センター所長 (~現在に至る)
2005年 第13代上智大学長に就任(~2011年3月まで)
2006年 文部科学省文化審議会委員・文化財分科会会長(~2009年まで)
2010年 外務省・文部科学省共管「文化遺産国際協力コンソーシアム」会長(~現在に至る)
2016年 上智大学教授 (~現在に至る)

関連リンク

上智大学アジア人材養成研究センター公式サイト: http://dept.sophia.ac.jp/is/angkor/

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