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上智大学

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初のアフリカ・ウィークを開催しました

5月22日から26日、本学で初めての「上智大学アフリカ・ウィーク」が開催されました。

5月22日から26日、本学では初めての「上智大学アフリカ・ウィーク」が開催されました。これは、学生とともにアフリカ地域への理解を促し、連携を深めていくことを目的に、5月25日の「アフリカ・デー(1963年のアフリカ統一機構設立を記念した日)」にあわせて企画したものです。「最後の巨大市場」と位置づけられ、著しい経済成長を遂げるアフリカ。本学では、学生が社会で中核的な役割を担う数十年後を見据えて、グローバル社会においてより一層存在感を増すアフリカ地域に対する視点を在学中に養うことができるように、授業やイベントなど様々な機会を提供しています。

5.22ディスカッションの様子

オープニングイベントとして5月22日に「アフリカと共にグローバル社会を作る若者たちへ」が、2号館国際会議場で開催され、学生・社会人・高校生など60人が参加しました。国際協力や企業活動などを通じてアフリカとのつながりが深い方々が登壇しました。一般社団法人アフリカ協会理事長・元国連特命全権大使の大島賢三氏、国連WFP協会顧問・元国連WFPアジア地域局長の忍足謙朗氏、国際協力機構(JICA)アフリカ部部長の加藤隆一氏、在日コートジボワール人協会会長サコ・ランシネ氏、豊田通商株式会社アフリカ本部アフリカ事業開発部部長鈴木健司氏、株式会社ソニーコンピューターサイエンス研究所シニアマネージャー・チーフプロデューサー吉村司氏の各氏によるアフリカでの経験を交えた自己紹介の後、ディスカッションが行われました。アフリカの現状とアフリカの人々と協働する未来の展望について、参加者も交えて活発なディスカッションが行われました。

5月23日には、「アフリカの子どもたちと文学」と題し、絵本を中心に西アフリカの児童文学を紹介するイベントが2号館国際会議場で開催され、40人の学生・社会人が参加しました。先ずアフリカ文学研究者の村田はるせ氏による講演「アフリカの絵本ってどんなの?」が、続いてフランス文学科学生有志により、「カメルーンの民間伝承をフランス語で語る」暗誦のパフォーマンスがアットホームな雰囲気の中で行われました。

レセプション記念撮影

5月25日は、このウィークのメインとなるイベントが開催されました。世界各地では、この日にアフリカ諸国の大使館が合同でこの記念日を祝います。今年は本学でこのお祝いを行うこととなり、駐日大使館のある38カ国の大使や関係者、日本政府関係者、国際機関や企業から数百人の招待者が2号館学生食堂で行われたレセプションに集まりました。レセプションは、曄道佳明学長と高祖敏明学校法人上智学院理事長による歓迎とこれからのアフリカ諸国との連携協力に対する力強いメッセージに始まり、アフリカ連合議長の祝賀メッセージがサンクン・シラ駐日アンゴラ大使によって伝えら、続いて薗浦健太郎外務副大臣による乾杯でパーティが始まりました。38カ国が準備した代表的な料理や飲み物、コンゴの伝統的音楽の演奏を楽しみながら大盛況のうちに和やかにレセプションは行われました。

在京アフリカ外交団長ハイレ・エリトリア大使

レセプションに先立ち、在京アフリカ外交団と本学共催により6号館101教室で行われた記念講演会では、宮崎奈美さん(地球環境学専攻)とキンユア、キスイジ・レイバンさん(グローバル社会専攻)の学生2人の司会でスタート。瞱道佳明学長の挨拶で幕を開け、在京アフリカ外交団長を務めるエスティファノス・アフォワキ・ハイレ・エリトリア大使の基調講演で始まりました。続いて、東アフリカ地域を代表してアホメド・アライタ・アリ・ジブチ共和国大使、南アフリカ地域を代表してジョアン・ミゲル・ヴァイケニ・アンゴラ共和国大使、西アフリカ地域を代表してヤンゴー・セベリー・テレウォダ・リベリア共和国大使が講演し、アフリカ連合及びそれぞれの地域の現況とこれからの展望を発表しました。瞱道佳明学長は、このような重要な記念日を上智大学において祝賀できることは大変光栄だと語り、また閉会に際して本学卒業生で前ベナン共和国大使のゾマホン・ルフィン氏が、自身が上智大学においてアフリカからの初めての留学生であったことや、在学中の思い出などにも触れながら挨拶を行いました。また、6号館ロビーには、アフリカ5地域からそれぞれ工芸品や代表的な産物などが展示され、来場者は興味深く見入っていました。

記念講演会集合写真
浦元教授と本学のABEイニシアティブの留学生

最終日の5月26日には、シンポジウム“Celebrating JICA and Sophia University Partnerships in Africa”が2号館国際会議場にて開催され、70人の学生・社会人・高校生が参加しました。JICAと本学は、2011年に相互協力に合意し、2016年には包括的な連携協定を締結しました。授業への講師派遣や学生のインターンシップ受入をはじめ、多層的な協力が展開されています。シンポジウムは、まくどなるど あん地球環境学専攻教授の司会で始まり、最初にJICA上級審議役榎本雅仁氏による基調講演でJICAがアフリカの国々や国連機関等の協力を得て立ち上げた「食と栄養のアフリカ・イニチアチブ(IFNA)」の取組の趣旨と目標、SDGs達成への効果について言及されました。

後半は、JICAが実施しているアフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ(ABEイニシアティブ)「修士課程およびインターンシップ」プログラムで本学に学ぶ留学生など、6カ国7人のアフリカ諸国出身学生によるパネルディスカッションが行われました。モデレータは浦元義照グローバル教育センター教授が務め、各国の抱える社会問題や将来のアフリカの統合に向けた課題、日本で学ぶことの意義などについて活発な議論が展開されました。参加者からも沢山の質問や意見が寄せられました。

アフリカ・ウイーク期間中を通じて、学生写真展「私の見たアフリカ」が開催されました。(5月27日から6月2日の間は、中央図書館地下1階に展示中)学生から応募のあった16点の写真が展示されました。また、2号館学生食堂では、期間限定のスペシャルメニューとして西アフリカの料理やデザートが提供され、初めてのアフリカ・ウィークに花を添えました。このアフリカ・ウィークは、来年以降も継続して開催する予定で、今後様々な企画によりアフリカの理解と連携を深めてゆくことが期待されています。

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