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株式会社東急エージェンシーとの連携講座「異文化の視点とジャーナリズム」が3回目を迎えました

今年度はダイバーシティの問題に挑戦

講義のようす

2017度も全学共通科目の集中講義科目「異文化の視点とジャーナリズム」が開講されました(コーディネーターは外国語学部ドイツ語学科の浅見昇吾教授)。この連携講座も今回で3回目を迎えます。毎年、異なった視点から「異文化の視点」や「ジャーナリズム」に切り込んでいく本講座ですが、今年度は多様な価値観を見据えながらビジネスの最先端で活躍している方への取材を通じて、ダイバーシティの問題に取り組みました。

学生たちは4つのグループに分かれ、東急エージェンシーの方々の指導を受けながら、取材を敢行しました。行き先は、日々多様な価値観に直面しながら業務に取り組んでいる「渋谷観光協会」、朝日新聞社の新しい挑戦「メディアラボ」、ネットとリアルをつなぐ「東京カルチャーカルチャー」、イベントの主催および参加が自由にできるチケット販売企業「Peatix」。それぞれのキーパーソンから、ビジネスの最前線と多様性の在り方を学びました。

取材に挑戦する学生たち

学生たちは取材で学んだことを記事にするために、議論と作業を繰り返しました。アドバイスを受けながら、多くの人に何を伝えるか、どのように伝えるかについての意見交換を通じて、学生たちは多くのことを学びました。なお、優れた記事については、WEBマガジンの「渋谷新聞」に掲載されています。

本講座では、ジャーナリズムについての講義、取材の仕方のアドバイス、記事作成のアドバイスまで、東急エージェンシーの方々にご協力をいただきました。

■WEBマガジン「渋谷新聞」に掲載された学生の記事
http://shibuyajournal.tokyo/?p=7374

■「渋谷新聞」サイト
http://shibuyajournal.tokyo

受講した学生の感想

総合人間科学部社会学科3年 中村 紘子さん

今回の集中講義で取材を通して学んだことは、どのようにしたらスピーカーの方が話しやすく、且つこちらも情報を聞き出せるのかということです。これは、あらゆる立場にある人とコミュニケーションを取る上で大切なことだと感じました。今回インタビューさせていただいた方の言葉で、「皆がやりたいと思うことを自由にやっている社会が楽しいんじゃないかな」という言葉に刺激を受けました。彼らが原宿のビルの一角で社会にインパクトを残せるような活動をしていると知った時、渋谷・原宿は若者だけの場所じゃない、もっと大きな野望を抱いている人々が集まる場所だと感じました。

記事を作成する際には渋谷新聞の方のアドバイスを参考にしながら分担を決め、目を惹くような図を入れたり、読者の心に響く言い回しを考えたり、試行錯誤を重ねました。実際に記事なんて簡単に書けるものだろうかと初めは思いましたが、一つの成果を出せた時、その喜びはとても大きかったです。今回このような機会を頂けたことに本当に感謝しています。

ご協力頂いた株式会社東急エージェンシーの皆様から

■株式会社東急エージェンシー 取締役 執行役員  高坂俊之様

今年で3回目を迎えた「異文化の視点とジャーナリズム」では、「異文化」の捉え方を前回までとは大きく変化させました。過去2回は「異文化」を"外国人の視点から見た渋谷”というテーマで切り取り取材を行ってきましたが、今回は「異文化」を“渋谷に息づく多様性"というテーマから切り取り、渋谷に根差してビジネスを展開するキーパーソンたちの多種多様な価値観に触れていただきました。履修された学生の皆さんには、普段の学生生活だけでは得られないビジネスのリアリティや、その背後にあるヒトの熱意やビジョンを取材と記事化のプロセスを通じて掴み取っていただけたのではないでしょうか。それは皆さんが今まで見えていた景色とは随分異なるものだったかもしれません。深く共感したこと、違和感を覚えたこと、その感覚を大切にして「私ならどう考えるか・ではどうするか」を、これからも問い続けていただきたいと思います。

■株式会社東急エージェンシー 東急プロジェクトプロデュース局 局長 菊井健一様

本年の講座のキーワードは「多様性(ダイバーシティ)」です。しばしば目にするようになった「多様性」ということばですが、学生の皆さんが社会に出る数年後には、社会はより多様性社会になっていると言われます。
受講生の皆さんには、その多様性を象徴するような人たちに取材を通して接してもらい、そこから何かを感じ取ってもらい、再整理をした上で、Webコンテンツという形で形而下化してもらいました。この変化の時代に、自分が感じたことを自分の中で再構築して発信すること、しかもそれが時代の文脈を持ったものにすることは、とても難しくかつ楽しいものですが、その楽しさを直感的に感じ取って、フィールドワークに望む学生の皆さんの感度の高さには驚かされました。
ソーシャルネットワーク社会では、すべての人が情報発信側に立つようになります。
その情報発信を、記者として取り組んだことが、受講生の皆さんに特別な体験になったようであれば幸せに思います。

■株式会社東急エージェンシー 流麻奈美様

この連携講座に関わらせて頂くのは3回目。上智大学を卒業してもなお、講座を開講する側として毎年四谷に赴くことができ、本当に幸せな社会人生活だなと感じています。学生の皆さんへ「そもそもメディアと何なのか」「取材をする上で必要な"情報のコンテンツ化"」等について話をさせていただきましたが、一次情報を独自取材で取得し、自分の意見を取り入れ情報をコンテンツ化していくことがいかに重要で難しいか、実体験で感じてもらえたかと思います。ビジネスというこれまでとは異なるテーマへの取材で、学生が四苦八苦しながら一生懸命考え、グループでの意見の相違を解決し、納得のいく記事に落とし込んでいく姿を見て、私自身とても多くを感じ、学ぶことができました。

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