
研究費の不正使用(預け行為)について、本学は2011年7月末に調査委員会を設置し、外部専門家を交えた調査を3次にわたり実施いたしました。
調査により明らかになった預け行為は総額13,061,255円(教員7人、うち4人は既に退職)、このうち私的流用額は5,352,722円(教員2人、既に2人退職)でした。
調査結果は2012年6月に「研究機関における公的研究費の適正な執行等のための取組みの徹底についての調査報告」として文部科学省に提出いたしました。また、上智学院懲戒審査委員会による懲戒審査を経て、2012年3月に当該教員に対し、大学長による厳重注意の処分を行いました。さらに、私的流用については、相当額の返還請求を当該教員に対し行います。
本学は、本件につきまして、社会的な観点からもその責任を痛切に感じ、また、極めて遺憾なことであると認識しております。関係する皆様に多大なご迷惑をおかけしたことに対し、心よりお詫び申し上げます。
このたびの事実を真摯に受け止め、購入物品の全品検収の実施、不正使用防止啓発リーフレット作成、関連規程をより周知徹底するためのガイドブック作成、公的研究費交付前立替制度の整備など、再発防止に向けた取組みをより一層強化し、社会的な信頼回復に努める所存です。
2013年4月26日 上智大学長 滝澤 正