
エドガー・ピーターズ教授
8月9日、シンポジウム「アフリカの都市化と新たなグローバル課題」が開催されました。アフリカ諸国の駐日大使館関係者や学生たちも多く参加した本シンポジウムでは、アフリカが抱える社会問題への理解を深めるとともに、持続可能な経済社会に必要な戦略などについて議論が交わされました。
最初に行われた基調講演では、急速な工業化に伴い都市化が進むアフリカが抱える人口増加、貧富の格差、環境汚染や治安悪化などの社会問題について、アフリカの都市問題研究で世界的な注目を集めるケープタウン大学アフリカ都市研究センターセンター長のエドガー・ピーターズ教授が事例を交えながら紹介しました。ピーターズ教授は、都市問題解決のためには法の整備や長期的戦略立案の視点を持つことが重要だと語りました。
パネル・ディスカッションの様子
引き続いて、ケンブリッジ大学持続可能リーダーシッププログラムケープタウン支部副ディレクターのゲイリー・ケンドール氏、神戸大学大学院国際協力研究科の高橋基樹教授、JICAアフリカ部次長の加藤隆一氏、本学文学部新聞学科の阿部るり准教授が、それぞれの立場から「都市化」をキーワードに報告を行いました。
最後のパネル・ディスカッションでは、モデレーターにケープタウン大学アフリカ都市研究センター客員研究員の横井篤文氏、パネリストに外国語学部の私市正年教授を加えた登壇者によって、アフリカへの今後の支援活動の在り方、公的サービスや安全保障の確立など、アフリカの将来を見据えたさまざまな提案や率直な意見交換が行われました。