
6月25日、ソフィア・ルネッサンス連続講演回の20回目として、認定NPO法人難民支援協会事務局長で本学法学部国際関係法学科卒業の石川えり氏の講演「世界・日本の難民支援とわたし~市民社会の一員としてできること~」が開催されました。
石川氏は、大学入学前、ルワンダにおける内戦によって発生した大勢の難民たちが過酷な現状を強いられていることを報道で知り、それが大学で学ぶ動機となり、この仕事に就いたきっかけとなったと語りました。
「難民」の法的定義にあてはまる人、国境を越えることができずに国内避難民として過酷な生活を強いられている人を合わせると世界中で4,200万人もの人々が支援を必要としているという現状や、各国と比較した日本の難民受入れの状況等について解説し、協会として行う海外での支援活動、日本での支援活動について紹介しました。支援からこぼれる人たちのないよう、社会の中で周辺化されやすい人たちへの視点をもつことの大切さや、彼らの側に立つことの大事さについて話しました。また、わたしたち一人ひとりにできることとして、具体的に次の6点を挙げました。
・難民について知る
・(さまざまな支援活動の)イベントに参加する
・募金する
・みんなに伝える
・大学で難民を受け入れる
・大学で難民の研究をする
最後に在学生たちに向けては、「グローバル社会の中で支援を必要としている人たちがいるという現実に対して、自分に何ができるかというマインドを持って勉強して欲しい、今後の進路を歩んで欲しい」と熱いメッセージを送りました。
※ソフィア・ルネッサンス連続講演会は、上智大学創立100周年記念事業として2009年度からソフィア会(同窓会)と共催しているもので、国際社会への提言-私達にできること=国際的な社会貢献活動とグローバルなキャリア形成=をメインテーマに掲げています。