
2011年度春学期における本学の基本方針について(お知らせ)
2011年4月1日
上智大学長 滝澤 正
このたびの東北地方太平洋沖地震により被災された方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。未曾有の災害で学生の皆さんも大きな衝撃を受けられたことと思います。
今回の地震により、社会生活にさまざまな影響が出ておりますが、本学における2011年度春学期の基本方針について説明いたします。
既にホームページ等で公表しておりますとおり、新入生行事につきましては、入学式を中止し、オリエンテーション・キャンプについては代替するプログラムを学内で行うこととします。また、ガイダンスの一部を組み替えて、全体として年度当初の行事の開始時期を3日遅らせ、4月4日から行います。在校生行事につきましては、ガイダンス、健康診断をすべて予定どおり実施いたします。授業につきましては、予定どおり4月14日から開始いたします。
大学の使命は言うまでもなく、学生の皆さんに可能な限り十分な教育を施し、また研究の場を提供することにあります。本学の施設設備については、全館の耐震補強工事を完了しており、現状では今回の地震被害による始業への支障はございません。また、新学期の開始に向けて、地震被害に伴う年度当初の行事変更への対応を含め、教職員一丸となって尽力しております。夏季が近づくにつれての電力の一層の不足が予想される状況のもとでは、安全への配慮を十全にしたうえで、予定どおり授業を開始することが本学にとって最善であると判断したうえでの措置であります。今後も安全確保について、社会状況の推移を見守りながら適宜判断していくことになります。
被災された方々には本学の在校生や新入生もおられます。なかには授業の開始に間に合わない方もあるかもしれません。これらの方々に対しては、経済的支援についても、精神的ケアについても、また授業への特別な配慮についても、大学として可能なかぎりの対応を実行していく所存です。
本学はこれまでも関東大震災や東京大空襲などの危機的状況において、教育研究に全力を傾けることで再建を図ってきました。今回の厳しい環境下においても、教育研究と人間性の陶冶に全力を傾けるのが本学の社会的使命であると考えます。同時に防災対策の一層の充実を図るとともに、節電に向けた取り組みも全学を挙げて積極的に展開してまいります。
学生並びに保証人の皆様におかれましては、本学のこうした方針につきまして、ご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。