文字サイズ
大
中
小
facebook

上智大学

  1. HOME
  2. インフォメーション
  3. 総合ニュース一覧
  4. ニュース詳細
年度別一覧
2013年度(21)
2012年度(146)
2011年度(109)
2010年度(93)
カテゴリ別一覧
一般の方(120)
卒業生の方(146)
保証人の方(162)
在校生の方(163)
受験生の方(145)
報道関係の方(45)

「東日本大震災追悼の集い~被災地に届け 私たちの思い~」が行われました

 

講演する玄侑宗久氏

3月9日、東日本大震災から一年の節目を迎えるにあたり、「東日本大震災追悼の集い~被災地に届け私たちの思い~」を開催しました。先の震災がもたらした甚大な被害により、今も多くの方々が悲嘆にくれています。犠牲となった方々を偲び、復興に向けて少しでも希望の光を灯すことができるよう祈りを捧げることを目的としたこの集いでは、キリスト教精神を基底とする本学に仏教の僧侶の方々をお迎えし、共同祈願を捧げました。

第1部では、福島県出身の臨済宗僧侶で福聚寺第35世住職、そして芥川賞受賞作家でもある玄侑宗久氏が、「震災後の宗教心」と題した講演を行いました。

玄侑氏は、「いざとなったら逃げるしかないという思いを保つことは怯えを保つことであり、それは日本人の信仰の根底にある自然への畏怖の気持ちを保つことになるのではないか」と述べ、自然に敵対して勝つという発想を持たないことが大事であると指摘しました。

また、地震、津波や火山など、自然災害と古来より向きあってきた日本人の宗教観について、「根幹にある自然への畏怖の念に、一時も止まることなく変化し続けることを指す『無常』という考え方が加わった」と述べました。「今日は今日で良い日。昨日と続きではない。今この瞬間を生き、今を味わう日日是好日(ひびこれこうじつ)という禅の考え方は、自然災害が多い故の日本人独特の発想である」と述べる一方で、「割り切ることができずに引きずってしまう感情。忘れられないし、忘れたくないという感情。これらの感情は『もののあはれ』の気持ちと言える。生死に対する感受性があるゆえに芽生えるこの気持ちと、『無常』の拮抗する概念が、日本人の宗教的な感情を生み出している」と語りました。

第2部では、キャンドルの明かりが灯された厳かな雰囲気の中で「祈りの集い」が行われました。浄土宗僧侶7名による迫力ある声明(しょうみょう)に続き、本学聖歌隊による合唱、そしてカトリック司式による祈りが捧げられ、宗教の枠を超えて心を一つに追悼と再生を祈りました。

戻る

ページトップへ

学校法人 上智学院 優先度高
上智大学短期大学部
上智社会福祉専門学校
聖母大学
聖母看護学校