
10月12日、上智大学主催、上智大学グリーフケア研究所協力により、第3回東日本大震災に関わるグリーフケア・セミナー「ケアにかかわる人々の意義と役割」が行われました。
大橋容一郎文学部長、大塚晃総合人間科学部社会福祉学科教授が司会を務め、報告者として、カリタス・ジャパン釜石ベースキャンプ「心のケア」コーディネーターの宇根節氏、医療法人社団爽秋会岡部医院院長で東北大学医学部臨床教授の岡部健氏、グリーフ・カウンセリング・センター代表の鈴木剛子氏を招き、それぞれの被災地での活動について生の声を聞きました。
宇根氏は、「よそ者」として被災地入りした直後の活動から、そこに「居る人」への変化、そして「同伴者」「探求者」として被災地で生きていくことの意義や難しさについて語りました。岡部氏は、今回の震災のような不合理で不条理な体験によって顕わになる人間の霊的欲求に言及。それに応えるために、宗教者が連携していくことが必要であると語りました。鈴木氏からは、悲嘆に関する基礎的な知識や、支援者として関わる際の留意すべきことについて学術的な側面も踏まえて語られました。
12月に第4回目のセミナー開催を予定しています。