
1月13日、財団法人国際文化会館理事長で、元国際連合事務次長の明石康氏の講演会「グローバルな舞台に必要な力」を開催しました。創立100周年記念事業として行われているソフィア・ルネッサンス連続講演会《国際社会への提言》の第17回目で、今回はソフィア会ならびに外国語学部英語学科、英語学科同窓会(SELDAA)との共催で行われました。明石氏は、既にここに居る一人ひとりは国際社会の中で様々な役割を果たしている、存在していると前置きした上で、今後グローバル化した日本において必要とされるグローバル人材は、主体性・積極性・チャレンジ精神・協調性・柔軟性・責任感・使命感を備えていることが最も重要であると述べました。
日本人の英語力が客観的指標において諸外国に劣ることについては、モチベーションをつける環境があるか、学び方を間違えていないか、4技能(読む、書く、聴く、話す)をバランスよく身につける工夫をしているか、の3点ついて指摘しました。美しい発音で喋ることよりも、伝える内容・メッセージを明確に持つことが肝要で、もっと堂々と伸び伸びと発言すべきであるとアドバイスしました。
質疑疑応答では学生から「どのようにご自身の使命を見出したのか」「発信力を伸ばしていくには具体的にどうすればよいか」など、質問が相次ぎました。明石氏は自身の豊かな経験にもとづくユニークな語り口で丁寧に答え、学生たちを勇気づけました。