
文学研究科史学専攻後期課程の宮古文尋さんが、財団法人石橋湛山記念財団から、石橋湛山新人賞を受賞しました。授賞式は3月22日に行われました。
この賞は、主に人文社会科学系大学院生による過去1年間に大学紀要など機関誌・学会誌等に発表された論文を対象としており、石橋湛山の思想(自由主義・民主主義・国際平和主義)に直接間接的に関わる優秀な研究論文を表彰するもの。当該分野における人材育成と研究の深化を支援することを目的としています。
受賞した論文は、「日清戦争以後の清朝対外連携策の変転過程」(『東洋学報』第93巻第2号、2011年)。内容は、日清戦争以降の清朝の外交論争を「連露派」と「連英日派」の対抗とする従来の説を誤りであると批判し、実際に存在したのは「対外連携派」と「対外連携懐疑派」の論争であったと論証するもの。
今回の受賞について、宮古さんは「歴史学論文としてだけでなく、読みものとして面白かったと評価されたことが特に光栄でした。今後も専門外の人にも興味を持っていただける研究ができればと思います」と喜びを語りました。
詳細は財団法人石橋湛山記念財団のサイトをご覧下さい。
http://www.ishibashi-mf.org/prize/fresh/4st.html