文字サイズ

グローバル教育・留学

  1. HOME
  2. グローバル教育・留学
  3. 学生の体験談
  4. 交換留学
  5. イスパニア語学科 松丸 進 (教皇庁立ハベリアナ大学<コロンビア>)
グローバル教育
グローバル教育センターについて
グローバル・コンピテンシー・プログラム
インターンシップ科目
データサイエンスプログラム
グローバル教育センター主催連続セミナーのご案内
国際交流/留学
留学相談(Study Abroad Advising)
留学カウンセリング(Counseling for Study Abroad)
LLCによる語学学習相談 (LLC Language Learning Support Programs)
海外国際交流プログラム
長期留学(交換留学・一般留学・休学留学)
交換留学
交換留学(英語集中コース)
交換留学協定校
一般留学/休学留学
大学院生の留学プログラム
留学ハンドブック
交換留学体験談
留学Q&A
海外短期研修 Short-term Study Abroad Programs
夏期休暇 海外短期研修
春期休暇 海外短期研修
海外短期語学講座 Short-term Language Programs
夏期休暇 海外短期語学講座
春期休暇 海外短期語学講座
実践型プログラム Social Engagement Programs
夏期休暇 実践型プログラム
春期休暇 実践型プログラム
国連ユースボランティア
SAIMS Program - ASEAN4カ国7大学への留学
LAP - 中南米6カ国13大学への留学 Latin America Program
国際交流活動 International Exchange Activities
上智学生による国際交流団体Global-Network (GL-Net)
交換留学生サポーター募集
留学費用/奨学金
トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム
交換留学生対象の奨学金
一般留学者対象の奨学金
海外短期留学プログラム参加者対象の奨学金
大学院生等(学部卒業見込の者を含む)対象の奨学金
外国人留学生対象の奨学金 Scholarship for International Students
その他の奨学金
海外大学院進学
海外大学院特別進学制度
その他大学院進学情報
海外留学保険および危機管理サービス
グローバル化の取り組み
海外協定校一覧 
文部科学省「スーパーグローバル大学創成支援事業」
構想の概要
SGU事業における本学独自の成果指標
SGU事業における共通指標
海外拠点の紹介 Overseas Offices
外部評価委員 Advisory Board
グローバル化への歩み
近年の取組み
2014年度取組み紹介
2015年度取組み紹介
2016年度取組み紹介
文部科学省「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業(グローバル30)」
文部科学省「グローバル人材育成推進事業」
文部科学省「大学の世界展開力強化事業」
学生の体験談
交換留学
経済学科 松間 一晃 (テキサス大学オースティン校<アメリカ>)
イスパニア語学科 松丸 進 (教皇庁立ハベリアナ大学<コロンビア>)
ドイツ語学科 新田 純奈 (フライブルク大学 <ドイツ>)
英文学科 森田 杏花 (アデレード大学<オーストラリア>)
看護学科 早川 琳子 (ミズーリ大学コロンビア校<アメリカ>)
SAIMS(ASEAN諸国への交換留学制度)
教育学科 佐久間萌子(デ・ラ・サール大学(フィリピン))
教育学科 柴山すず (デ・ラ・サール大学(フィリピン))
LAP (中南米諸国への留学プログラム)
新聞学科  西崎奈央 (ペルースタディツアー) 
海外短期語学講座
社会学科 渡邉 日奈子 (カリフォルニア大学デービス校<アメリカ>)
史学科 佐藤 一麦 (フライブルク大学 <ドイツ>)
海外短期研修
総合グローバル学科 黒沢 直也 (ロンドン大学SOAS)
機能創造理工学科 赤井 秀行 (カリフォルニア大学デービス校<アメリカ>)
国際教養学科 井上 咲 (カンボジア・エクスポージャーツアー)
インターンシップ科目
機能創造理工学科 市川 駿(実習先:ボルボグループUDトラックス)
経営学科 光本 恵理(実習先:花王)
フランス文学科 芝 美咲(実習先:オンワード樫山)
新聞学科 中村 尭史(実習先:JICA 青年海外協力隊事務局)
国際教養学科 平田 透(実習先:ボルボグループ米国Volvo Penta)
その他海外プログラム(東ティモ-ル・スタディツアーなど)
東ティモール・スタディツアー

イスパニア語学科 松丸 進 (教皇庁立ハベリアナ大学<コロンビア>)

交換留学 2015年秋学期~2016年春学期

 

私は、コロンビアの首都ボゴタにある教皇庁立ハベリアナ大学に一年間の交換留学をしました。2016年、コロンビアは今、政府とFARC(コロンビア革命軍)との和平合意交渉、その是非を問う国民投票の実施、そしてサントス大統領のノーベル平和賞受賞と、歴史的にも大きく動いています。帰国した後にそうした出来事が立て続けにあり、その瞬間に立ち会えなかったことは、私としてはちょっと寂しかったりもしますが、今でも現地の友人らと連絡を取り合って、遠い日本にいながら、その熱気を感じています。

さて、コロンビアに留学したと言うと、「どうしてコロンビアを選んだのか」とよく聞かれるのですが、正直なところ返答に困ってしまいます。子どもの頃から南米、特にペルーの遺跡に興味はありましたが、コロンビアについてはよく知りませんでした。当時はペルーへの交換留学が始まる前だったので、別の留学先を考えていたところ、上智からコロンビアへの交換留学生は初めてと聞いて、「一番乗りってなんか気分が良いな」と思って決めたのが本音のところです。ただ今となっては、何かに導かれるかのように、コロンビアに行くべきして行ったのかもしれません。

留学というのは、すでに確固としたやりたいことが決まっている志を持った人がするものだと思っていましたが(もちろんそういう方もいて然るべきですが)、私のように、巡り合わせとタイミングに任せて、軽いフットワークで留学に行く人がいても良いのでは、とも思います。現地に行ってから動機が芽生えて、自分の興味や目的が見つかることも多々あるはずです。そもそも現地に行けば、予想や期待していたようにならなかったりの連続ですし、当初の考え方から180度変わってしまったりもします。むしろそれで良いと思います。その時々において臨機応変に、時には流れに逆らわずに身を任せて対応することが、異なる文化圏で生活をする醍醐味で、一番楽しいポイントです。

大学生活についてですが、私は先住民について興味があったので、人類学部に所属して、現地の学生と一緒に、コロンビアの民族学や国内避難民問題、開発人類学について学びました。また外国人向けに開講されているスペイン語コースも受講しました。ハベリアナ大学はボゴタの中心部に位置し、大通りに面していて交通の便も良く、治安も良い地区にあります。最近、建物も新しくつくられたりして、構内もきれいです。カフェや食堂も多く、緑も多いのでのんびりできます。定期的に講演会、コンサート、映画上映会やボゴタ市内・近郊ツアーなど、学生であれば誰でも参加できるイベントが各種開催されています。そうしたイベントに参加することで、他学部の学生や学外の人とも交流を深め、つながりを増やしていくことができました。

人類学部では、日本国内ではなかなかできない、コロンビアの民族学・文化人類学に直に触れることができました。コロンビア人であれ、私のような外国人であれ、人類学部として同じ興味を持つもの同士だったので、話も早く通じ合えたように思います。おまけに、遠い日本からわざわざコロンビアの人類学を学びに来た私が奇特に思えたようで、もともとの彼ら・彼女らの世話好きな性格も相まって、本当にいろいろと助けてもらいました。興味があること、どういうことをやりたい・見たいなど、友人らに対して普段から私は(拙くとも)言葉にしていたので、「それなら何処々々に行きなよ」「誰々を紹介してあげるよ」と申し出てくれました。黙っていても相手には伝わらないので、自分の好きなことは臆せず言葉にして、とりあえず表現してみることが大切で、そうすることによってつながりがだんだんと広がっていくことを実感しました。

そうした学内での経験ももちろん大切なものでしたが、先に述べたように、だんだんとつながりを辿っていく中で、各地域の先住民の友人ができたことも自分にとっての大きな収穫でした。地域で行っている儀礼や集会に参加させてもらうこともでき、その中で寝食を共にして、文化や考え方など日々の対話の中で直接教えてもらいました。本や文献を読んで知ることも必要ですが、それだけでは不十分で、そうした文章には表れてこない行間の部分の、現地で日々を生活する人々がどのように考えているのか、その一端ではあるけれども、直接触れることができました。それまで「頭の中の知識」であった事柄が、まさに「血となり肉となり」統合されたような感覚です。思い返してみても、非常に有意義な日々を過ごせたと思います。もちろん帰国した今でも、彼ら・彼女らとのやりとりは続いています。今後も、何かしらの形でコロンビアとつながりを保ち続けますし、巡り合わせとタイミングさえあえば、再びコロンビアで学びたいと考えています。

戻る

ページトップへ