
2008年9月11日、文部科学省から「組織的な大学院教育改革推進プログラム」について、平成20年度採択結果が発表され、上智大学グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻の「現地拠点活用による協働型地域研究者養成」(代表者:赤堀雅幸教授)のプログラムが採択されました。
「組織的な大学院教育改革推進プログラム」は、社会の様々な分野で幅広く活躍する高度な人材を育成する大学院博士課程、修士課程を対象として、優れた組織的・体系的な教育取組に対して重点的な支援を行うことにより、大学院教育の実質化を推進することを目的としています。また、採択された取組を広く社会に情報提供することで、今後の大学院教育の改善に活用します。
プログラム名称 : 現地拠点活用による協働型地域研究者養成
主たる研究科・専攻名 : グローバル・スタディーズ研究科 地域研究専攻
取組実施担当者(代表者) : 赤堀雅幸教授
取組期間 : 平成20年度~平成22年度
本教育プログラムは、「普遍的な現代世界の課題に取り組む活動の一環として構想される地域研究において、グローバルな市民社会とローカルの多様性を支える次世代研究者および高度専門職業人」の養成目的の達成のため、以下のような考量に基づいて構想される。
1) 現代世界に貢献する公共的知識人としての地域研究者という方向付けを徹底する。
2) この方向付けの実現のために、研究地域の人々を単なる理解の対象としてではなく、それぞれの立場から一つの問題に取り組むべく「協働」するパートナーとしてとらえる姿勢を学生に徹底する。
3) このような姿勢を育む場として、フィールドの現場を重視する。
4) 教育課程上、博士前期課程の「フィールドワーク(基礎調査)」「フィールドワーク(応用調査)」の制度的洗練と標準化、博士後期課程のフィールドワーク(長期調査)サポート態勢の充実に力を注ぐ。
広い意味での「フィールド力」を強化するプログラムとして、現地での教育活動の場として恒常的な現地拠点を設けることが最重要であり、その際にはカンボジア王国シェムリアップに本学が有するアジア人材養成研究センターがモデルとなり、それぞれの地域の状況に応じて、柔軟な手法でこれに相当する拠点の形成を実現するよう努めることになる。この現地拠点形成に有効に働くのは、本学が全世界に有する133校の交流協定先であり、学部レベルでの2校間交換留学協定に留まっていたそれらを、大学院レベルでの学術交流協定に拡大して交流を実質化し、さらに上述の現地拠点の仲介により、有機的なネットワークとして結びつけることで本専攻の教育への有効活用が可能となると思われる。
このプログラムには、161大学から273件の申請があり、66件(大学数にして47校)が採択され、採択率は24%でした。詳細については
文部科学省のページ
をご参照ください。
本学グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻については こちら をご参照ください。