
2009年7月3日、文部科学省は、国際化拠点整備事業(グローバル30)について、申請のあった国公私立大学22校のうち、本学を含む13校(国立7校、私立6校)を、平成21年度採択拠点として決定し、本学も採択されました。
公募においては、全国の国公私立大学のうち、留学生の受入人数が大学全体で300人以上であること、及び海外拠点を1ヵ所以上運営しているなどの実績がある大学が対象機関とされました。
なお、本事業は、2011年度から「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業」として衣替えしています。
過日、グローバル30に採択された13大学における、2009年度から2010年度までの活動に関する中間評価の結果が公表されましたが、上智大学は「B評価」でした。
本学にとって厳しい評価となりましたが、これを真摯に受け止め、残り2年間(2012年度・2013年度)において、当初の構想を実現すべく、全学を挙げて計画を推進していきます。
※中間評価の結果は、
学術振興会のWebサイト
でご覧になれます。
中間評価結果の主な指摘は、以下のとおりです(本学の評価結果は こちら )。また、「≫」印のコメントは中間評価のための調査の後の取り組み状況などを記しています。
(a) 指摘 『グローバル30について点検・評価する国際化達成度評価委員会の設置は実現していない。』
≫国際化達成度評価委員会はすでに設置され、2012年2月に第1回会合を開催。
(b) 指摘 『当初予定していた留学生担当教員の職制の設置は見送られた。』
≫すでにあるクラス担任制度の活用とともに、関係事務部署間で横断的に組織している留学生支援ネットワークにより留学生への円滑な支援活動を実施中。
(c) 指摘 『アメリカ合衆国、韓国、中国の3か国以外の国からの留学生の受入れ数、外国人教員数、外国人教員比率とも、構想時の達成目標を下回っている。』
≫米国、韓国、中国をはじめ、中南米や東南アジアからは順調に受け入れているが、EU諸国および短期プログラムでの受入数が少なかったため、達成目標を下回ったもの。
≫2009年度及び2010年度に外国人の常勤教員を計12名採用したものの、同時期の退職者がそれを上回り、かつ、教員数全体が増加したことで、結果的に外国人教員の比率も低下した。
(d) 指摘 『主に大学院生をEUの諸大学に派遣し、先方からも留学生を受け入れるエラスムス・ムンドゥス計画への参入が断念された。』
≫欧州の大学との既存の交換留学協定により同等の成果が得られると判断したもの。
(e) 指摘 『交換留学協定締結校の拡充についても、計画通りに交渉が始められていない候補大学が複数ある。』
≫イエズス会系の大学を始め、協定締結を希望する海外の大学が非常に多く、必要性・重要性を見極めつつ交渉中。
(f) 指摘 『海外拠点の事務所設置、宿舎整備など、計画通りには進捗していない事項がいくつかある。』
≫海外拠点の事務所設置は、カンボジアはすでに設置済みであり、ルクセンブルクに関しても交渉中。
≫留学生宿舎に関しては、2011年度に独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)から、360人規模の
祖師谷国際交流会館を購入
し、2012年4月から運用開始。
上智大学祖師谷国際交流会館
(1)国際教養学部等に加えて、英語のみで学位が取得できるコースを設置
(2)サマーセッションを、従来の年1回から複数回実施へ
(3)交換留学協定は世界32か国に
(4)アジアのイエズス会系・カトリック系大学との連携拡大
(5)東南アジア諸国との連携拡大
(6)「語学教育研究センター」発足で、語学教育の一層の強化
(7)海外指定校入学試験制度の実施
(8)「留学生支援ネットワーク」の形成
(9) 留学生へのキャリア支援
(10)留学生向け宿舎の整備
(11)交換留学(受入・派遣)・海外短期語学講座・海外短期研修
(12)外国人学生数の増加
(13)「国際化達成度評価者協力会議」の設置
上智大学グローバル30専用サイト
http://www.erp.sophia.ac.jp/Projects/global30/index.php/japanese
グローバル30採択大学共同サイト
http://www.uni.international.mext.go.jp/ja-JP/
大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業(日本学術振興会)
http://www.jsps.go.jp/j-kokusaika/index.html