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交換留学体験談 (ヨーロッパ)

ヨーロッパ

 

Saint-petersburg State University of Culture and Arts/サンクトペテルブルグ文化芸術大学<ロシア>
私はサンクトペテルブルグ文化芸術大学に1年間留学しました。キャンパス周辺は、観光名所が多くとてもにぎやかな場所でした。
プルコヴォ空港に到着すると、サンクトペテルブルグ文化芸術大学で日本語を勉強している学生と担当教授の秘書が迎えにきてくれて、寮まで車で送ってくれました。寮は6階立ての建物で、1部はホテルとしても使用されていました。私は6階の1人部屋を使用させていただきました。タオルやシーツが用意されていて、快適で満足した生活を送ることができました。
 
大学では、ロシア文学・法学・ロシアの歴史・世界史・ロシア音楽史を履修しました。クラスには留学生があまりいなかったので自然とロシア人の友達がたくさんできました。また、ロシア語の授業は週に4回マンツーマンの授業があり、私のロシア語のレベルもかなり向上したと思います。
大学のコンサートホールではクラシック音楽のコンサート等の文化活動が盛んに行われていて、勉強の合間にすばらしい芸術に接することもできました。
 
留学中は、せっかく留学したのだから興味を持ったことは物怖じせずに積極的に行動しようと決めていました。そのおかげで、知識そして友達をはじめ自分では計り知れないものを得ることができたと思います。
留学が終わって改めて振り返ってみると、勉学の面での向上、またそれ以上に自分自身の変化に驚きました。自分の思うように物事が進まなくても、いろいろな人の意見や価値観を基に、冷静に判断・分析して前向きに考える力がついたと思います。
留学という機会を与えていただき、教授をはじめスタッフのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。この経験を生かし、ロシア語はもちろんロシア学に関する造詣をさらに深めて行きたいと思っています。
 
(留学期間 2008年2月~2009年1月/ 外国語学部ロシア語学科 女 I.Y)
 

 

La Universidad Autonoma de Madrid/マドリッド自治大学<スペイン>

私はマドリッド自治大学(国立大学)に1年間留学しました。キャンパス周辺は、自然が多く勉学に適した環境だったと思います。
私はホームスティを2週間した後、イタリア人1人とスペイン2人と一緒にアパートで暮らしました。住居に関しては、契約内容や手続きに関して苦労することもありました。
 
大学では、主に美術史の授業を履修しました。美術史の授業はどれも奥が深く、授業中で得る知識だけでは足りず、充分な予習・復習が必要でした。同じ講義を受けている友達にノートを借りて、自分のノートで足りなかった部分を補ったり、授業で分からなかった部分は先生に積極的に聞きに行くことで、理解を深めようと毎日努力していました。
また、課外活動は、ティーチングアシスタントとして日本語の授業に参加させてもらうことができ、日本語や日本の文化に興味を持つスペイン人の学生と接することができて、改めて日本語のよさや日本文化のすばらしさに気づくことができました。
 
今回の留学は、私にとって大きな転換期になったと思います。留学する前は、単にスペイン語が好きで、スペインという国に対して興味を抱いていただけでしたが、この一年を通して、今までとは違った「自分」を発見できたと思います。留学前は比較的人見知りする方で、見知らぬ土地で、片言の外国語でゼロから生きていくことは大変でしたが、ゼロからのスタートであったからこそ、常に自分の頭で考えて、思った通りに行動することができたように感じます。自分で悩んで答えを出すことを繰り返していくうちに、自分の考えを言葉にして言えるようになったのは大きな収穫だと思います。
 
 この一年間は辛く苦しい経験も数えられない程でしたが、それ以上に楽しいことやうれしいこともありました。これもすべてスペインで出会った友達のおかげだと思います。言葉は違っていても、人間は誰とでも通じ合えるということを、身をもって感じることができました。外にでる事を恐れずに「留学」して本当によかったと思っています。
そして、この留学で『スペインで日本語教師になる』という将来の目標を見つける事ができました。この目標がこれからの私の原動力になると思っています。

(留学期間 2007年9月~2008年9月/ 外国語学部イスパニア語学科 女 F.M)
  

 

Universitat Trier / トリア大学<ドイツ>
上智大学でドイツ語を専攻しているので、やるからにはドイツ語を極めたいと思いドイツに留学することを決めました。
トリア大学では大学の講義と、留学生向けに設けられたドイツ語のコースをとりました。ドイツ語のコースは少人数制で、先生方やクラスメートとも仲良くなり、楽しい雰囲気の中で学ぶことができました。授業最終日にクラスのみんなでビールを飲みに行ったことは、特に良い思い出になっています。
 
トリア大学は文武両道の大学で、勉強の合間にスポーツをする学生も多く、キャンパスの周辺にはサッカー場、野球場、テニスコートや体育館等様々なスポーツ施設があります。私もヨガやエアロビクスに参加しました。スポーツを通してもたくさんの人と交流することができました。
 
宿舎は上智大学から留学していた友人が住んでいた寮を紹介してもらったので、家具や日用品をそのまま使わせてもらい、私が帰国する時には、今度上智大学から留学にくる学生にそのまま家具や日用品をゆずりました。
 
自分のドイツ語能力を生かして実際に人とコミュニケーションを取ってみたい、と思い決意した留学でしたが、始めはなかなか上手くはいかず、自信が持てないまま辛い日々が続きました。しかしせっかくの留学の機会を無駄にしてはいけないと思い、自分なりに積極的に行動していく内に、日本では決して出会うことがなかったような人たちと出会い、彼らと交流する中でたくさんの優しさに触れました。また、慣れない土地での生活で、様々なトラブルにも遭いましたが、それらの経験を通してどんなことも乗り越えていこうとする前向きな気持ちも自然と身に付けられました。辛いことを体験したからこそ、助けてくれる人たちの温かさや、今まで当たり前のように過ごしていた日本での生活の有難みに気付かされました。人の温かみや優しさがくれる幸せがどんなに大きなものであるか、学ぶことのできた留学だったと思います。
 
(留学期間  2007年3月~2008年2月/ 外国語学部ドイツ語学科 女 W.A )
 

 

Universite Catholique de l' Ouest, Angers / アンジェ西カトリック大学<フランス>
大学では基礎フランス語や商業フランス語を学んだ他、フランスのホテル業、観光業に関する授業や翻訳の授業などを履修し、授業ではフランスのニュースやラジオを聴いたり、クラスメイトとディスカッションをしたりしました。
 
宿舎は、ホームステイ先を学校に紹介して頂きました。私のステイ先はマダムが一人で住んでいて、私のほかに6人の留学生が住んでいました。留学生の国籍はカナダ人、アメリカ人、中国人と様々でたいへん賑やかでとてもいい経験になったと思います。
 
課外活動では、外部の団体がやっているフランス人家庭と触れ合うプログラムに参加し、私はここで素敵な家族に出会い、一緒に食事をしたり出かけたりして楽しい時間を過ごさせていただきました。
 
私にとって留学とは、自分を見つめ直す時間でした。これまでの自分の人生を振り返り、自分は何をしてきて、自分には何が足りなくて、これからどうしていくべきなのか等、フランス語の語学力向上だけでなく、人間として成長できた時間だったと思います。また、今の自分があるのは周りの人の支えがあってのものだということを改めて感じました。
留学する前は、留学期間が就職活動の時期と重なってしまうことですごく悩みましたが、社会に出てからでは留学する時間を作ることは難しいと思い留学に踏み切りました。留学は想像以上に多くのことを与え、学ばせてくれました。今では留学して良かったと心から思っています。
 
(留学期間 2007年 9月~ 2008年 6月/ 外国語学部 フランス語学科 男 )
 

 

Universite de Franche-Comte, Besancon / フランシュ・コンテ大学<フランス>

私が留学したフランシュ・コンテ大学のキャンパスは、全体的にこじんまりしていたが、町の中心の便利な場所にあり、治安も良かった。
 
授業は、留学生向けのフランス語の授業や、フランス語学や言語学などを受講した。フランス語学の授業は、語源学や語の定義について学ぶ興味深い内容だったが、扱う内容が膨大で、試験はとても苦労した。
 
宿舎は、アパートを借りてドイツ人やフランス人とルームシェアをした。ドイツ人のルームメートもフランス語が上手だったので、よく話しフランス語の上達につながった。お互いの文化が異なるのでけんかしたこともあったが、それを機によく話し合いお互いを受け入れ、以前よりも良い関係を築くことができた。他人と暮らす難しさもあったが、共同生活の中で学ぶことも多く良い経験になった。また、アパートでは様々な催しがあり、各国の料理を作ったりと、文化交流の機会も多く楽しかった。
 
留学を通して、フランス語の習得だけでなく、様々な国籍の人と知り合って視野が広がった。そして、それぞれの違いを受け入れ、お互いを尊重することやコミュニケーションの大切さを学び、以前に比べ積極的に行動できるようにもなった。語学学校や、大学、アパート、ヨガ教室などで、様々な年齢、職業、国籍の人との出会った10ヶ月間は貴重な経験だったと思う。10ヶ月は想像よりもあっという間だったが、様々なことを学び、自分自身成長することができたので、留学して本当に良かった。

(留学期間 2006年 9月~ 2007年 7月/ 外国語学部 フランス語学科 女 M.S.)
 

 

Universiteit Antwerpen / アントワープ大学<ベルギー>

私が留学したアントワープ大学のキャンパスは、静かな場所にあり治安も良かった。また、キャンパス内には、バスケットボール、バドミントンができる体育館や、卓球場もあり、ダンスなどの無料プログラムも開催されている。
 
私は学期が始まる前に、3週間ほどオランダ語の集中講座を有料で受講した。学期が始まると、経済学部以外の科目はほとんどオランダ語で行われる授業だったが、私は、オランダ語の語学の授業以外は、全て英語による授業を履修した。ヨーロッパの経済史や、マーケティングの他、世界の文化・習慣を学ぶ授業等を受講した。授業では、留学生同士でのディスカッションや、プレゼンテーション、社会見学などを行った。
 
宿舎は、個人で探して契約をしなくてはならず、私は、”Studio”という個室を借りて住んでいた。この家は大学の目の前にあり学生が多く住んでおり、治安も良かったので快適だった。ヒーター、シャワー、トイレ、小キッチン、ベッド等が備え付けてあり、何かトラブルがあれば大家さんに連絡したり、同じStudioの友人に相談したりすることで解決していた。
休暇中は、バスや電車で近隣諸国を旅行したり、友人とパーティーを開催したり、旅行に来た友人の案内などをしていた。
 
私にとって留学とは、自分の育った環境や文化から離れ、客観的に自国について考えたり、留学先の文化を身を持って体験する非常に貴重な経験だった。また、様々な国の人と出会う機会にも恵まれた。ベルギーでの1年間は自分の好奇心や見聞を広め、人間としても成長させてくれるものであったと思う。

(留学期間 2006年 8月~ 2007年 7月/ 文学部 哲学科 女 T.R..)
 

 

Universitat zu koln / ケルン大学<ドイツ>

私が留学したケルン大学は、留学生用のドイツ語コースが非常に充実していて、レベル別に分かれた通常のクラス(週2回、各3時間)以外にも聴解、読解、文法、発音の授業を選択でき、いずれの授業もレベル別に分かれているので自分のレベルに合わせて学ぶことが出来た。私は、夏、冬学期に上記の全てのコースを受講したが、どの先生も大変優しく授業が上手でクラスの雰囲気も良く楽しく学ぶことができ満足だった。どの授業も出席はかなり厳しかったが、試験終了後には、教授が学生を自宅へ招待し、小さなパーティーを開いてくださりとても良い思い出になった。
 
住居はWohn Gemeinschaftというルームシェアのような形態の寮で4人で共同生活をしていた。
休暇中はお金の許す範囲で友人と旅行した。大学主催で、日帰り~2泊3日でベルリン、ハンブルク、ニュルンベルク、ドレスデンなどを旅行する留学生のためのドイツ国内旅行プログラムもあった。
 
私にとっての留学は留学前には思ってもみなかった困難やカルチャーショックにぶつかった一年だった。その中で、自分から行動しなければ何も変わらないこと、また行動することでどんな状況も良い方向へ変えていくことができるということを身をもって学んだ。留学して得た最も大きなものは共に頑張った留学仲間やドイツで出会った友人たちと過ごしたかけがえの無い時間と、家族への感謝の心である。

(留学期間 2006年 2月~ 2007年 2月/ 外国語学部 ドイツ語学科 女 S.A. )
 

 

Moscow State University/ 国立モスクワ大学<ロシア>

私が留学したモスクワ大学は、キャンパスが街の中心地から離れていたので、緑が多く落ち着いていました。
授業は文法、会話、作文、講読、発音などの必修科目と、映画、翻訳などの選択科目を履修しました。1グループ5人~15人で行われ、「会話」以外の授業でも毎回発言する機会があったことが良かったと思います。例えば文法の授業では、現代社会の問題に関するテキストを読みながら文法を学び、そのテーマについて話し合いながら会話の練習もしました。毎回宿題が沢山出され、こなすのが大変でしたが、先生方は頑張った分だけ親身になって指導して下さいました。また、私は、韓国人、ドイツ人、イタリア人、フィンランド人の学生と同じグループで勉強していたので、ロシアにいながら様々な国の文化に触れることができ、刺激を受けました。
 
課外活動としては、ロシア人の友達の働いている学校を訪問して、子供達と書道をしたり日本の伝統的な遊びを教えたりしました。
休みの日は、美術館や劇場によく行きました。また、ロシア人の友達の家に泊めてもらい一緒にロシア料理を作ったりして、ロシアの家庭の雰囲気を感じることもできました。休暇中にはロシア国内とヨーロッパを旅行しました。
 
留学中は、不便な寮で様々な国の人達と生活していたので驚くこともありましたが、次第に文化の違いを受け容れられるようになり、また、初めて一人暮らしをしたことで、今まで家族に頼り過ぎていたことを実感しました。
留学して一番良かったと思うことは、家族のように温かく接してくれる友達ができたことです。ロシアは日本に比べて暮らしにくいですが、それだけに人との繋がりをとても大切にする国だと分かりました。人を思いやる気持ちを強く感じ、私も人に対してもっと優しくなりたいと思いました。

(留学期間 2006年2月 ~ 2006年12月/ 外国語学部 ロシア語学科 女子 S.Y)
 

 

Rotterdam Business School / ロッテルダム・ビジネススクール <オランダ>

 私が留学したロッテルダム・ビジネススクールは、生徒数もさほど多くなくキャンパスも比較的小さいですが、食堂・PCルーム・図書館のほかに、スポーツ施設も完備されていました。1年間暮らした大学の寮は、立地が良くとても便利でした。キッチンとバスルームはルームメイトと共有でしたが、寝室は一人部屋だったのでプライベートもあり快適でした。
 授業ではオランダ人のほかにヨーロッパや、アジアからの留学生など様々なバックグラウンドを持つ学生と共に学び、異文化理解を深める良いきっかけになりました。私が履修した授業は英語でしたが、語学能力があればオランダ語で行われる科目の履修も可能です。
 私の留学の目的は、オランダで様々な国から来た学生と交流することでした。しかし、私の住んでいた寮はアジア人しかおらず、想像していた生活とは違った環境でのスタートとなりました。このような困難にぶつかり悩みましたが、自発的に行動することの大切さを再認識し、積極的に自ら色々な人に話しかける姿勢を持つようになりました。その結果、帰国時には世界22カ国に友人ができ、行動することで新しい関係と価値観が生まれることも実感しました。
 これから留学を目指す皆さんには、留学の目的を語学だけでなく、他に“これだけはやり遂げたい”というものを見つけて挑戦してもらいたいと思います。英語は日本でも勉強できますが、異国の文化に入り込んで多種多様なバックグラウンドを持つ人々と話せることは留学ならではの貴重な体験です。留学中は何でも積極的に取り組んで、そのときにしかできないことを経験し、多くのことを吸収してほしいと思います。必ず自分の人生において大きな財産となるので、ぜひ留学にチャレンジして下さい。

(留学期間 2008年 2月~ 2009年 2月/ 総合人間科学部 教育学科 女 H.Y)
 

 

University of Oslo / オスロ大学 <ノルウェー>

 私は、上智からノルウェーのオスロ大学へ初の交換留学生として派遣されました。到着後、宿舎の受付に行くと鍵を3つ渡されます。その一つを選ぶことで寮が決まりますが、実際に足を運んでキッチンなどの設備や隣人がどんな人かなど、実際に見て確かめることが重要です。ただし、入居後でも空き部屋がある限り引越しが可能です。ノルウェーは物価が高く、特に外食をすると大変お金がかかるため、できる限り自炊をするように心がけていました。
 オスロ大学は、留学生の受入態勢が非常に整っていました。毎年1000人もの留学生を受け入れているので、スタッフは外国人留学生に対して好意的です。留学生はBuddy Groupというグループに振り分けられ、最初の1週間は同じグループの仲間と一緒にガイダンスを受け、様々な活動に参加するため、すぐに仲良くなることができました。
 授業はノルウェー語が多いですが、留学生用に英語で開講されている科目も多数あります。Englishの授業にはノルウェー人学生も多く参加しているので、彼らと親しくなる良い機会となりました。オスロ大学の学生は皆非常に勉強熱心で、大変良い刺激を受けました。
 今回の留学は、私にとって初めての一人暮らし、初めてのヨーロッパ、初めての北国の冬と、初体験ばかりでした。留学先で世界中から来た留学生の友人たちと出会えたことは、一番の素晴らしい経験です。ノルウェーという国を留学先に選んだことは、最高の選択であったと思っています。

(留学期間 2008年 8月~ 2009年 5月/ 外国語学部 英語学科 女 N.M)
 

 

Universidade de Aveiro/アヴェイロ大学 <ポルトガル>
 私はポルトガルのアヴェイロ大学に1年間留学しました。宿舎は始めのうちは大学の寮に入寮していましたが、あまり設備や環境が良くなかったため、その後大学の近くにあるアパートでポルトガル人の女の子3人とルームシェアをし、とても快適な環境で暮らせました。Aveiroのキャンパス周辺は田舎ですが、大きなスーパーやショッピングセンターもあり、食料品や洋服を買うことに不自由はしませんでした。自転車の盗難などはよくありますが、それ以外は治安がとてもよく、安心して勉強ができる環境でした。大学では、ポルトガル語の授業で語学力を伸ばすとともに、ポルトガル人の学生と一緒に地理や美術史等の科目を履修しました。
 帰国した今、この留学に行ってよかったと心から思います。不安を抱えて旅立った去年と今年とでは自分自身が大きく変化したと感じています。勉学により一層励むのはもちろんのこと、それ以外の面でも以前より打たれ強く積極的になり、何よりも多様な価値観が身につきました。これが可能になったのは、世界中から来る留学生やポルトガル人の友達との交流があったからです。南米、アフリカ、中東、そしてヨーロッパといった様々な国籍の友達ができ、お互いに自分の国のことを話してその違いに驚きつつも、それを楽しんで様々な視点を持つことができました。私は日本という国を日本からしか見たことがありませんでしたが、ある友達は日本のことを「大陸の果ての国で、別世界だ。そんなところからポルトガルに来るなんて勇気がある」と言っていました。また、箸を使って食べるだけで感心され、1日3回ご飯を食べると言うと「1日3回も食べて飽きない?」と言われ、漢字を書くと「芸術作品だ」という友達もいました。私にとって当たり前のことが当たり前ではない世界に触れ、その中で広い視野を身につけることができました。
 この1年は私の一生の宝です。留学を通して得た経験が私の一部となり、大きく成長して自分に自信を持てるようになりました。
 
(留学期間 2008年9月~2009年7月/ 外国語学部ポルトガル語学科 女 O.N)
 

 

SOAS, University of London/ロンドン大学 東洋アフリカ研究学院<英国>
 私はロンドン大学 東洋アフリカ研究学院(SOAS)に1年間留学しました。宿舎は大学が用意してくれた寮に入寮しました。家具付きの部屋で快適に過ごすことができました。
 SOASのキャンパス周辺はロンドン大学や大英博物館があり、とてもよい環境で、治安も良いと思われます。キャンパスは比較的小さかったのですが、欧州で一番研究対象地域の文献が充実していると言われる程の図書を所蔵している図書館等勉強するには優れた環境だと思います。
 「欧州の教育機関で勉強してみたい」「アフリカの政治と開発学を学びたい」という強い思いからSOASを希望しました。留学生はもちろん社会人となったことのある学生も多く、幅広い視野と非常に高い水準の授業が提供されています。例えば、「HIV/AIDS」という授業では、エイズ関連のNGO機関で働いた経験のある方が学生であったり、「アフリカ政治」という授業では、殆どの学生がアフリカ在住経験者だったりと、学ぶ学生の意欲や知識も高いものでした。それゆえに基礎から学ばなければならなかった私は非常に苦労しました。授業を受けていくうちに、また教授や仲間とディスカッションしていくうちに、「日本におけるアフリカ報道の質の向上させたい」「アフリカ開発学に関する記事をかける記者になりたい」という将来の目標を持ちました。留学の後半の4ヶ月間は、日本でも最も開発学やアフリカに力をいれている朝日新聞の欧州総局でインターンをさせて頂きました。
 留学前は悩んでいた就職ですが、留学することによって明確な目標ができ、将来の自分の方向性を決断できたことはとても有意義だったと思います。SOASに留学するという自分の選択が最良のものだったと確信しています。
 
(留学期間 2007年9月~2008年9月/ 比較文化学部比較文化学科 女 Y.Y)
 

 

Dublin City University / ダブリン・シティ大学 <アイルランド>
 私が留学したダブリン・シティ大学は、近くに広い公園があり緑が豊かで、子供やお年寄りもよく散歩しており、環境が良かった。キャンパス内には新しいジムがあり、プールやトレーニングマシーンが備えられているので、よく利用した。
 私は大学の寮に住み、5人でフラットシェアをしていたので、一緒に住んでいたドイツ人、フランス人の学生と一緒に料理を作って食べたりしていた。
 授業は、留学生用の英語の授業や、ヨーロッパの歴史や移民について学ぶ授業を履修した。ヨーロッパの政治、歴史等について学ぶ授業では、先生の講義の後にディスカッションが行われ、ヨーロッパ各地からの留学生の意見やアイルランド人学生の意見が飛び交う活気のある授業だった。ヨーロッパの移民政策の授業では毎回異なる国の政策に着目した講義が行われ、日本の政策を扱った時には、私がクラスで唯一の日本人だったため、20分程度のプレゼンテーションをする機会を頂いた。
 課外活動では、アーチェリークラブとハイキングクラブに参加し、アーチェリーは毎週2回トレーニングがあり、大学内の試合にも参加した。ハイキングは留学生に人気なので1回しか参加できなかったが、Dingleという町に2泊3日で行くことが出来、すばらしい経験となった。また、クリスマスパーティー等もあり、多くの友達と知り合うことが出来た。休暇中にはアイルランド人の友達の家を訪ねたり、ドイツ、フランス、オーストリア、イタリア等、ヨーロッパを旅行した。
 初めての留学で出発前は不安だったが、心温かいアイルランドの人々、世界各国の友達に恵まれとても充実した一年だった。アイルランドの人達はゆったりとした生活を送っており、本当に人生を楽しんでいるように見えた。また見知らぬ私にもとても親切にしてくれ、何度助けてもらったことか分からない。また、留学中には、一人で旅行に行ったり、インターンシップを経験したりと行動力が身に付いたように感じる。
 
(留学期間 2006年 9月~ 2007年 8月/ 外国語学部 英語学科 女 I.H)
 

 

Karl-Franzens-Universitat Graz / グラーツ大学<オーストリア
 グラーツ大学は緑に囲まれてスポーツ施設やメディア関係の設備も充実しており、大変過ごしやすい。街も比較的治安が良かった。
 授業は主に、大学付属の語学コースのドイツ語を履修し、一般の科目も履修した。ドイツ語の授業では、学生のレベルに応じてクラス分けされ、文法、会話、読解を学習をした。留学生向けの経済ドイツ語の授業では、普段の生活ではなかなか使用しない専門用語を覚えることができ、東欧や中欧など各留学生の出身国の経済状況も詳しく知ることができた。スポーツ科目は大変充実しており、球技から水泳、ダンス、ウィンタースポーツ、格闘技まで幅広く履修可能であった。スポーツ科目の履修者同士で交友関係が広がり非常に楽しかった。
 滞在していた学生寮は、共通のテレビ室や自習室があり、清潔で快適だった。住人はほとんどがオーストリア人だったが、留学生も何名かおり、ドイツ語の上達にも最適だったと思う。
 休暇中は、大学で知り合ったハンガリー人の友人の家を訪ねたり一緒に旅行をしたりした。イースターの休暇中はスイスやチェコなどの周辺諸国へ旅行をした。
 留学は一般的に華やかなイメージがあるが、辛いことも沢山あった。私の場合は、最初に入った寮でのトラブルが多く、基本的な生活環境が整うまでに数ヶ月かかってしまった。けれどもその間ただ悲しんだり不平をこぼすだけでは何も解決せず、同じ寮の住人と話し合ったり、引越し先を探したりと、全て自分で行動を起こし解決していかなければならない。この10ヶ月の留学生活を通して、困難に屈することなく乗り越える力、自ら考え積極的に行動する力、そして自分の言葉で相手との円満な関係を築いていく力を得たように思う。苦しかったけれど大切な10ヶ月だった。
  
(留学期間 2006年2月 ~ 12月/ 外国語学部 ドイツ語学科 女 S.K. )
 

 

Uppsala Universitet / ウプサラ大学 <スウェーデン>
 私は留学したウプサラ大学で政治学を中心に学びました。中でも、Political Theoryの授業では政治理論の基礎をたたきこむことができて、難しいものでしたがお勧めです。週2~3回の講義で、試験は論文でした。もう一つはエスピン・アンデルセンの理論を基礎に各国の福祉政策を分類、比較するもので、評価はセミナー前に提出するペーパーと論文になり、こちらもお勧めです。留学期間中には10科目を履修しました。授業以外の活動としては、ウプサラで開催されるボランティアに参加したり、UFという国際問題を議論する団体に所属してみたりしました。
 宿舎は5人でキッチンとリビング、シャワーを共用する暮らしでした。備え付けの机、椅子、ベッド、本棚等があり、部屋は広く快適でした。私が生活していたときの住人は、皆とても親切で面白く、心に残る一年を演出してくれました。男女別にはなっていませんでしたが、部屋に入ればプライバシーは守られ、リビングへ出て行けば誰かと話せる、すばらしい家でした!
 町の中心にはInternational Officeがあり、アジア担当の方は対応も早かったです。オフィスに行けば何らかの手助けをうけることができると思います。町の至るところに図書館があり、落ち着いて勉強できる環境が整っています。ジムもあり、冬場は外で運動ができないのでストレス発散によいと思います。治安はとても良いと思いました。
 休暇中は友人を訪ねてヨーロッパ各国やスウェーデン国内を旅行しました。格安航空会社のおかげで気軽に行けましたし、日本からの訪問客と一緒にウプサラやストックホルムを回ったり外国へ行ったりしました。
 ゆったり時間の流れるスウェーデンという空間に身をおいたことで、物事の本質を見極める能力(あるいは見極めようと努力する視点)が身についたと思います。全速力で駆け抜けた大学2年間を振り返り、一年という時間をかけて思考の整理をし、次なる方向を定めることができました。情報を取捨選択し、自分や世界の置かれている状況を一歩ズームアウトして視る姿勢を学んだことは、これからの人生に必ずプラスになると確信しています。世界中に信頼できる友人のネットワークを築けたことも留学の大きな財産です。
 
(留学期間 2005 年 8 月~ 2006 年 6 月/ 法学部 国際関係法学科 女性 IY)
 

 

Aarhus School of Business / オルフス経営学院 <デンマーク>
 オルフス経営学院の留学生の受入体制は非常に整っていました。デンマーク人は殆どの国民が英語を流暢に話すので、困った事があれば誰にでも相談することができます。インターナショナルオフィスの対応もとてもよく、分からないことや困ったことがあった際は、スタッフに相談すれば大体解決できました。
 デンマークの寮は「Kollegiet(コレーギエット)と呼ばれ、学生マンションに近い形態です。友人知人の訪問に制限はありませんが、食事は全て自炊しなくてはなりません。大抵の寮ではキッチンが共用で、トイレやシャワーは自室にあります。同じフロアの住人と寮内でパーティーを催すこともよくあり、すぐに友人をつくることができました。また、留学生の入る物件は家具が完備されており、キッチンには共用の食器具が揃っているので、初期費用は殆どかかりませんでした。
 留学先大学では、"Business English and Communication" "Communicative Grammer" "Academic Writing"などを履修して英語力を磨く一方、"EU in the global world" "Aspect of Denmark" "Contemporary American Literature"を受講し、プレゼンテーションも多くこなしました。キャンパス内はどこでもワイヤレスネットワーク環境が整備されていて、授業に必要なプリント類も事前に大学のネットワークに掲載されるため、多くの学生が自分のパソコンを大学に持ち込みます。
 留学を通して、それまでの自分の常識や価値観が覆されるような出来事が数多くあり、それに対して衝撃も受けましたが、その体験を乗り越えた後では様々な考え方や価値観に寛容になれたと思います。勝手の知らない土地に1年間住むわけですから、当然理不尽な事も多く体験します。しかし、その分留学終了時に得られる充実感は大きいです。留学生活はある意味で理不尽との戦いであるとも言えますが、それを解決する事によって困難に強くなり、多様な価値観を理解する力を養うことができると思います。
 
(留学期間 2008年 8 月~ 2009 年 7 月/ 外国語学部英語学科 男性 S.M)
 

 

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