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グリーフケア人材養成講座の概要

グリーフケア人材養成講座とは

 グリーフケア人材養成講座は、日本スピリチュアルケア学会が認定する「スピリチュアルケア師」の養成プログラムです。また、一定期間、医療機関や遺族会など臨床の現場の実習を行います。

 グリーフケア人材養成講座は、次の3つの課程があります。

                                                                                        「グリーフケア人材養成課程」(2年制)

  グリーフケア、スピリチュアルケアなどの「ケア者」となることを目指す方が最初に受講する課程です。

  優秀な成績で修了した方には、上智大学の独自資格である「臨床傾聴士」の資格を付与します。

  文部科学省が定める「履修証明プログラム」であり、修了生には「履修証明書」を交付します。

  文部科学省の「職業育成力実践プログラム」(BP)の認定を受けた課程です。

  

 「資格認定課程」(1年制)   2019年度より開講

  グリーフケア人材養成課程の修了生対象の課程です。

  優秀な成績で修了した方は、日本スピリチュアルケア学会が認定する「スピリチュアルケア師(認定)」の受験資格を得ることができます。

  

 「専門課程」(1年制) 2018年度より開講

  資格認定課程の修了生と、日本スピリチュアルケア学会の「スピリチュアルケア師(認定)」の資格取得者を対象の課程です。  

  3つの課程の詳細については、各課程のページをご覧ください。

   「グリーフケア人材養成課程」(2年制) については、 こちら

   「資格認定課程」(1年制) については、 こちら

   「専門課程」(1年制) については、 こちら

                                                                                                    

グリーフケア人材養成講座が養成する人材像

 グリーフケア研究所は、本学の教育精神、“Men and Women for Others, with Others - 他者のために、他者とともに生きる者”に基づき、死生学を基盤とし、さまざまな喪失によるグリーフ(悲嘆)を抱える個人や共同体に対して、スピリチュアルケアを提供できる人材の養成を目指しています。

 グリーフを抱える個人や共同体が持っている死生観やスピリチュアリティの多様性を前提として、スピリチュアルな課題(スピリチュアルペイン)に直面している悲嘆者に対し、ケア対象者・ケア提供者が共に各自の死生観・スピリチュアリティを十全に生き共存できるケア関係の構築を目指し、深い臨床理解とダイナミックなケア実践ができる人材を養成しています。

 具体的には、医療、保健、社会福祉、介護、教育、宗教活動、その他、臨床の現場での対人援助の専門職としての活動において、グリーフケア、スピリチュアルケアを提供できる人材、あるいは、遺族会・患者会等のサポートグループのファシリテーション、ケア提供者のピアケアのリーダーシップを取れる人材を養成します。また、ボランティアとして、医療・福祉等の現場、事件・事故あるいは災害等の現場、その他さまざまな現場において、グリーフ(悲嘆)を抱えた方々に寄り添い、耳を傾けることで、ケアを行うことができる人材を養成しています。                                                                                     

                                                                                                   

グリーフケア人材養成講座の3つのポリシー

 グリーフケア人材養成講座は、「修了認定の方針」、「教育課程編成・実施の方針」、そして「受講生の受入れの方針」という3つのポリシーを定めています。

 以下は、3つの課程のうちの最初の課程である「グリーフケア人材養成課程」のポリシーです。

                                                                                        【 「臨床傾聴士」の資格認定に求められる基準 (ディプロマ・ポリシー) 】

  ① 課程修了に必要な単位を取得していること。

  ② 身体的・社会的・心理精神的な健康と有機的関連を持つスピリチュアルな健康について、知的・情緒的・実践的に理解していること。

  ③ 自身の中で働き、また将来を導くスピリチュアリティの力動とその背景を、自分自身の課題として理解し、それに継続して取り組む準備ができていること。

  ④ 宗教並びにスピリチュアリティの公共的役割について理解していること。

  ⑤ 現代社会のさまざまな宗教・思想・伝統について共感的かつ批判的に理解していること。

  ⑥ 自らのスピリチュアリティをケアの素材として提供しつつ、ケア対象者のスピリチュアリティーの涵養を目指す基本的な活動をすることができること。

  ⑦ 上記①から⑦までの基準を満たしているかどうかを判定する総合審査に合格すること。

   【 グリーフケア人材養成課程の教育課程編成・実施の方針 (カリキュラム・ポリシー) 】

 ① 講義において、グリーフケア、スピリチュアルケアに関する本質的な理解を得るとともに、演習・グループワークを通して実践的に学ぶ。

 ② グリーフケア、スピリチュアルケアに関する知識・技能を修得するとともに、ケア者に必要とされる意識態度、またグリーフケア、スピリチュアルケアにとって重要となる多様な価値観、宗教観・死生観を学ぶ。

 ③ スピリチュアルケア提供者を目指す受講者自身が、教育的に構成された場で互いにスピリチュアルケアを受けることを通して、ケアを総合的・実践的に学ぶ。

 ④ 常に、受講者・指導者・研究所職員また援助対象者を含むすべての関係者が互いに尊厳を尊重し、各自のスピリチュアリティの涵養を目指す。

  【 グリーフケア人材養成課程の受講生の受け入れの方針 (アドミッション・ポリシー) 】

 ① 宗教者・対人援助職従事者もしくはそれらに準ずる立場に必要とされる、基本的なケア実践力またはその資質を持っていること。

 ② スピリチュアルケアに固有な人間観とそれに基づくケア実践力を身につけることを目指していること。

 ③ 講義および演習またグループワークを含む授業形態での学習において受講生相互の成長を目指す意志があること。

 ④ 学習に支障をきたすような強いケアニーズを抱えていないこと。

                                                                                                 

グリーフケア人材養成講座の開講場所と開講期間

 グリーフケア人材養成講座は、東京の上智大学四谷キャンパスと、大阪の上智大学大阪サテライトキャンパスの2つのキャンパスで開講しています。

 グリーフケア人材養成講座の受講生は大半の方が社会人ですので、受講生の便宜を考えて、水曜日の夜間と、隔週の土曜日に講座を開講しています。

 東京の四谷キャンパスと大阪サテライトキャンパスとも、開講するグリーフケア人材養成講座の課程やカリキュラムは同一ですが、開講日や開講時間が異なります。詳細については、各課程のカリキュラム・時間割を確認ください。

 グリーフケア人材養成講座の開講期間は、およそ次のとおりです。

  東京四谷キャンパス

      春学期  4月 ~ 7月   水曜日15週、土曜日(第1・3土曜日)8週  

      秋学期 10月 ~ 1月   水曜日15週、土曜日(第1・3土曜日)8週 

  大阪サテライトキャンパス

      春学期  4月 ~ 7月  水曜日15週、土曜日(第2・4土曜日)8週  

      秋学期 10月 ~ 1月  水曜日15週、土曜日(第2・4土曜日)8週 

 詳細については、グリーフケア人材養成講座の各課程の内容を参照ください。

                                                                                                      

グリーフケア人材養成講座の受講生

 グリーフケア人材養成講座の受講生には、さまざまな職業の方がおられます。

 中でも、医療・福祉・行政・教育・宗教など、対人援助の職にある方が多く受講しておられます。また、その一方で、職業等とは無関係に、ご自身の体験等を踏まえ悲嘆を抱えた方のために役立ちたいとの思いで受講する方も多数おられます。

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