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はじめて訪問された方

  
サレジオ会に中学生くらいで入会する子はほとんど小学生の頃に、サレジオ会が主催する夏のキャンプ、聖書学校に参加しています。
それは長野県の野尻湖というところでやっていて、そこで高校2年生のリーダーの元、4泊5日のキャンプに参加します。
このキャンプがすごくいいのです。リーダーたちはすごくいい人たちで、聖書学校という名前だから聖書のことも幾ばくか勉強して、仲間たちとの楽しくキャンプ生活をする。

最終日の夜、キャンドルサーヴィスで火を灯して、この数日間に仲間に出会えたこと、神さまと出会えたことに感謝したら、自然と5年から来ている子は「来年また行こう」、6年の子は「次は志願院で会おう、一緒にキャンプで生活した友達と長く生活してみよう、キャンプの延長みたいに。リーダー達も志願院で待っていてくれるんだ。」みたいな気持ちになtって、志願院に入ろうとするのが多くの場合で、自分も多分にもれず、といった形です。
私の場合、兄が小神学院に行っていたこともあり、兄がいるのなら自分も行きたいな、という動機もありました。

人生の目的については高校生くらいから考え始めました。積極的にこの道を選んだというよりも「出発点から風が吹いている」という意識がありました。
客観的に自分の人生を振り返ったり、その中で出会った人たちのことを思い出すときに、「風が吹いていること」「この道を進んでいる自分を肯定できること」「この道を行ったときに自分は幸せであること」「自分に合っているのがこの生き方で、自分の人生の目的がここにあるということ」が、時間をかけて少しづつ見えてきました。

サレジオ会の場合は青少年教育というのがもっとも大きな使命ですが、子供たち、青年たちとの関わりは自分にとって肌に合います。
人間としての芯、信仰者としての芯を土台にして教育をしていくことが、自分にとって良いのだ、と感じています。

自分の召命のイメージは、大きな川の流れの中でドンブラコ、ドンブラコといつのまにか舟が流れ、その向こうには明るいものがある、あるいは風に乗ったときに自分が自分らしくなれる、という感じです。自分がこの道で正しいという実感の中に、神のみ旨が隠されています。自分の願望の根底にあるものが、つまり自分がこうありたいという深い深い願いが神のみ旨であり、そこに一致が見出される気がします。自分はサレジオ会という大きな川の中で流れてきて、その流れの中で幸せなのが神のみ旨なのです。

サレジオ会の精神で「楽観」と「喜び」というのがあり、信仰にもとづいた楽観主義、神への信頼から生れてくる喜びが会全体の根底の部分にあり、それがサレジオ会を支えてきたと思います。その精紳が自分の肌に合うし、そのように生きたときに自分は幸せだし、そういうふうに生きている自分がいて他の人たちも幸せになれたら、より幸せなのです。

「きがつけば風に吹かれてみ旨の中を歩いていたんだ」

風は必ず吹いていて、ある時自分の過去を振り返ったとき、特に重要なときに風が吹いているのではないでしょうか。
心地よく風に吹かれている自分のイメージが召命の原点です。
(神学部神学科3年 谷口 哲:サレジオ会神学生)
 
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